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2025.12.19

留学生日本語スピーチコンテスト 学長賞にチョウ カケンさん

受賞者と審査委員ら(前列左から4人目が学長賞のチョウさん)

日本語教育センター(センター長=中島春紫農学部教授)は12月13日、第30回「学長杯留学生日本語スピーチコンテスト」(後援=連合父母会、協力=明治大学国際交流団体キャンパスメイト、MuBO)を駿河台キャンパスで実施した。韓国、中国、台湾、フランス出身の留学生12人が、「私を変えた言葉」をテーマに自身の経験を交えてスピーチした。

最優秀賞に当たる学長賞には、中国出身の留学生チョウ カケンさん(国際日本学部3年)が輝いた。チョウさんのスピーチタイトルは、「『絆』が結んだ、新たな自分」。中学生の時に日本語の授業で学んだ「絆」という言葉をテーマに、母国での日本語スピーチコンテストへの挑戦、大学受験での挫折経験を通して、自身と日本語との間に生まれた「絆」について、流ちょうな日本語で披露した。逆境を乗り越え成長した自分自身を体現したスピーチは、審査委員らの心を打ち、見事学長賞の受賞となった。

同コンテストは、留学生の日本語能力の向上と学生同士の交流を目的として1996年から開催され、大学公認の国際交流団体・キャンパスメイトとMuBOの学生たちが運営・協力を担う。出場者(留学生スピーカー)に、2人程度の学生が日本語アドバイザーとして付き、本番まで一緒にスピーチを練り上げるなど相互交流の機会となっている。(国際教育事務室)

各賞の受賞者は別表のとおり。

第30回「学長杯留学生日本語スピーチコンテスト」入賞者(敬称略)

受賞名 氏名 国籍 所属 タイトル
学長賞 チョウ カケン 中国 国際日本学部3年 「絆」が結んだ、新たな自分
連合父母会長賞 ブン エイテイ 中国 文学部3年 剣道が教えてくれた⾔葉
日本語教育センター長賞 アラド シェリル マエヴァ フランス 国際日本学部3年 余白-世界と向き合う時間
めいじろう賞
(審査委員特別賞)
ヨン ジンウ 韓国 文学部2年 失敗?いつするの?今でしょ!
めいじろう賞
(審査委員特別賞)
オウ トウ 中国 経営学部3年 学びの主役