
農学部 農学科の生産システム学研究室(池田敬教授)は、大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)支援を受け、8月24日から8月28日にかけて、本学院生3人とスタッフをオーストラリア・クイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology, QUT)へ派遣し、現地で合同ワークショップや施設見学を実施した。
QUTは、本学と2011年に学術交流協定(MOU)を締結以来、継続的に交流を行っている大学間協定校の一つ。池田教授は、MOU締結時に主要な役割を果たすとともに、2011年から同大学の特任教授を務め、これまでに2回学生を引率するなど、両大学の連携強化に大きく寄与してきた。
今回の派遣では、現地で合同ワークショップを実施。本学修士1年次の学生が研究成果を発表した。 QUTからは3人の教員、5人の院生および博士研究員らが参加し、質疑応答を含めた約1時間にわたる活発な議論が行われた。また、本学から参加した他の院生2人も、現在取り組んでいる実験の進捗を報告。合同ワークショップの取り組みは、有意義な学術交流の機会となった。
ワークショップには、国籍の異なる10カ国の学生らが参加。多様なバックグラウンドを持つ参加者が一堂に会し、異なる視点から意見交換が行われたことは、参加者にとって大きな刺激となった。
また、ワークショップ後には、QUTキャンパス内の温室の見学など、研究環境や取り組みを理解するためのプログラムも行われた。
国際的な場で学び、議論することは、今後の研究活動における貴重な経験となることが期待される。(農学部事務室)


