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2025.08.18

JICA(独立行政法人国際協力機構)メキシコ事務所所長らが表敬訪問――インターンシッププログラムに関する覚書に署名

江藤英樹国際教育センター長(左)とJICAメキシコ事務所の小林千晃所長(右)

JICAメキシコ事務所の小林千晃所長と竹信裕美氏(JICA人事部所属)が7月24日、駿河台キャンパスを訪れ、江藤英樹国際連携副本部長兼国際教育センター長(法学部教授)、三牧純子国際連携機構特任准教授らと懇談し、JICAメキシコ事務所におけるインターンシッププログラムに関する覚書の署名式を執り行った。

懇談では、江藤センター長が、小林所長のメキシコからの来訪に感謝の意を表し、本学学生の派遣方針や近年増加しているインターンシップ希望者の状況等について説明。また、この覚書の締結が将来グローバルな活動を目指す学生にとって、貴重な経験へとつながることへの期待を述べた。

これに対し、小林所長は、まず現在のメキシコの状況やJICAの取り組みについて紹介するとともに「メキシコの魅力は人や文化の多様性」と言及。そして、「本プログラムが参加者にとっての国際協力や交流の原体験となるような機会を提供できれば」と話し、本プログラムにおける今後の連携に向けた意見交換が活発に行われる有意義な時間となった。

署名式では、インターンシッププログラムに関する覚書に双方署名をし、握手を交わした。終始和やかな雰囲気の中、より良いプログラム実施のため、今後も協力関係をさらに深めていくことを双方で確認した。(国際連携事務室)

JICAメキシコ事務所について

JICAメキシコ事務所は1973年3月に開設して以来、技術協力、資金協力(有償/無償)、海外協力隊派遣等の多様な支援形態を組み合わせ、メキシコの多様な開発課題への協力を行っている。その範囲は、環境、防災、産業開発、農業開発、資源・エネルギー、保健医療など多岐にわたり、人づくり、組織づくりを軸足とした取り組みを続け、年間200名以上の日本人専門家やメキシコ人専門家の人材育成・交流を実施している。