
明治大学での交換留学プログラムを春学期で修了する外国人留学生を対象とした「交換留学生修了式」が、7月29日に駿河台キャンパス・グローバルフロントで行われ、1学期間または1学年間の留学生活を終えた約230人が門出を迎えた。
交換留学プログラムは、明治大学と海外の大学、または学部・研究科間の協定に基づいて実施されており、今回の修了者は23カ国・地域、62大学からの受け入れとなった。
修了式では、国際教育副センター長の石黒太郎商学部教授による開会あいさつに続き、副学長(国際交流担当)・国際連携本部長の高馬京子情報コミュニケーション学部教授が祝辞を述べた。その後、国際教育センター長の江藤英樹法学部教授から、留学生代表者への修了証授与が行われた。
留学生代表として登壇したのは、ドイツ・ゲーテ大学からのモニケ ヨナスさん。日本語で行ったスピーチでは、「知人もおらず、言語も異なる環境での生活には勇気が必要。私たちはそれを成し遂げた」と留学生活を振り返り、「明治大学での時間は、挑戦の経験として記憶に残る。支えてくれた大学関係者の方々や仲間に感謝したい。また会いましょう」と再会の約束を交わし、会場は温かな拍手に包まれた。
交流を深めてきた留学生を送り出すため、7月18日には学生団体MuBO(Meiji University Borderless Organization)が「日本の夏祭り」をテーマにした交流イベント「サマーパーティー」を、駿河台キャンパス・岸本辰雄ホールで開催。浴衣や着物など思い思いの衣装でドレスアップした参加者らは、帰国前のひとときをにぎやかに楽しんだ。
(国際教育事務室)
