国際連携本部では、本学の国際化推進に向けた取り組みの一環として、教員が専門科目の講義を英語で行うための研修プログラムを実施している。2025年度2回目の開催となる今回の研修は、株式会社EdulinXの吉中昌國氏を講師に迎え、7月30日にオンライン形式で開催された。
研修では、自己紹介を兼ねたアイスブレーキングの重要性、ゆっくりと話すことの工夫、多様な英語レベルへの対応などが示され、授業設計において求められる視点を再確認する場が設けられた。
また、講師を務めた吉中氏からは「伝えようという意識」や「事前の準備と冷静な対応」の必要性が強調され、英語力だけでなく、授業デザインの重要性についても説明がなされた。
参加者からは「英語力に不安があっても、学生との対話を大切にすれば可能性が広がることが分かった」といった声が寄せられた。さらに、授業に使える英語表現の提案、ビジュアル資料の活用、教員同士の意見交換を通じて、授業づくりへの意欲が高まる機会となった。(国際連携事務室)