
国際教育センターは11月7日、駿河台キャンパスで、韓国外務省主催の交流プログラムで来日した韓国の学生と明大生の交流イベントを開催した。
本イベントには、情報コミュニケーション学部・根橋玲子教授および商学部・黒﨑典子准教授のゼミ生、国際交流に積極的に取り組む学生など、28人の明大生が参加。韓国から来校した学生28人とともに、計56人の学生がフィールドワークや交流を行った。
イベントは、根橋教授の歓迎あいさつと、韓国の学生カン・ジュヨンさん(カトリック大2年)のあいさつで始まった。カンさんは「日韓の私たちの交流が、未来の両国の良好な関係の構築につながればうれしい」と韓国語と日本語で述べた。
その後、学生たちは7グループに分かれ、テーマ「Something you can feel Japan or traditional Japan(日本あるいは伝統的な日本を感じられるもの)」に基づき、駿河台キャンパス内や周辺地域でフィールドワークを行った。訪問先は、根橋ゼミ生が「韓国の学生に日本のこんな所を知ってほしい」として事前に選定した場所。秋葉原、後楽園、浅草、上野と日本らしさが感じられる多彩な場所が選ばれた。
フィールドワーク後は、韓国の学生たちが訪問先での異文化体験を写真とともに報告。発想力豊かな発表の数々に、会場は笑顔に包まれ、和やかな雰囲気で交流が進められた。
その後、根橋ゼミのゼミ長・田中康太さん(情報コミュニケーション学部3年)があいさつを行い、今回の交流について感謝を伝えた。最後に、黒﨑准教授から韓国出身の明大生の活躍や韓国政府関係者と韓国人学生に対する謝意が述べられ、本イベントは締めくくられた。
明治大学は今後も、学生同士が国際的に交流できる場を積極的に設けていく。(国際教育事務室)


