2021.01.25

「大学生観光まちづくりコンテスト2020」で木寺元ゼミナール(政治経済学部)が審査員特別賞≪行方市長賞≫を受賞しました。


大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会(事務局:株式会社JTB、株式会社三菱総合研究所)が主催し、観光庁、文部科学省などが後援する「大学生観光まちづくりコンテスト2020」で、政治経済学部の木寺元ゼミナールが審査員特別賞≪行方市長賞≫を受賞しました。
木寺元ゼミナール

「大学生観光まちづくりコンテスト」は、大学生が観光まちづくりプランを競い合うコンテストです。参加チームは、フィールドワークを通じ対象地域の魅力や課題の調査・分析を行い、プランを創造します。

第10回目となる今回、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が危ぶまれましたが、各方面、関係者の協力のもと、「持続可能な観光まちづくり」の1ステージ(2テーマ)のみ開催され、全国の大学から計236チームがプランを提出。

感染状況の観点から実会場での開催はなくなりましたが、予選を通過した20チームのプレゼンテーション動画にもとづき本選審査が行われました。本選審査では2つのテーマのうち、茨城県行方市・神栖市を推奨自治体とする「つくば霞ケ浦りんりんロードを活用した持続可能な観光まちづくり」のテーマを選択した木寺元ゼミが、「行方市長賞」を受賞しました。

持続可能な観光まちづくりステージ/審査員特別賞≪行方市長賞≫

プラン名 『SEN Story』
参加メンバー 木寺ゼミナール(黒木茉実、安本開、池田大樹、江頭美郁、大川太一、金田健嗣、河内萌恵、橋爪杏奈)

プラン内容

「SEN Story」には、茨城県行方市を「1000年続くまちにしたい」という、私たちの願いが込められています。このプランでは、行方市で1000年続く伝統や食文化を、初めにダンジョン(ロールプレイングゲーム)形式で体感します。そして、その魅力を1000年続かせるために、ナイトサイクリングを通じて、霞ヶ浦の水質改善を行います。

私たちは、観光客だけでなく「地域の方々を笑顔にする」プランの作成を目指しました。そのため、地元住民の方々には、何度も電話にてヒアリング調査を行い、インターネットでは得られない本物の声を聞きました。そして、地域の課題や魅力にマッチしたプランを、計351時間にも及び、メンバー8人で考え尽くしました。

このたび「行方市長賞」をいただけたことに大変感謝しています。私たちのプランが、少しでも行方市に貢献できていましたら、とてもうれしく思います!

プランの概要

代表者コメント(黒木茉実)

このプロジェクトを通じて何度も実感したのは「人の温かさ」です。電話でお話してくださった地元住民の方々、経験に基づいたアドバイスをくださる木寺ゼミの先輩方や同期、厳しくも愛のある言葉をくださる木寺先生、互いを思いやりチームのために行動してくれるプロジェクトメンバー。多くの方々の温かい想いがあって出来上がったプランです。その感謝を忘れずに、さまざまな形で恩返しをしていければと思っています!

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