「大学生観光まちづくりコンテスト」は、大学生が観光まちづくりプランを競い合うコンテストです。参加チームは、フィールドワークを通じ対象地域の魅力や課題の調査・分析を行い、プランを創造します。
第10回目となる今回、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が危ぶまれましたが、各方面、関係者の協力のもと、「持続可能な観光まちづくり」の1ステージ(2テーマ)のみ開催され、全国の大学から計236チームがプランを提出。
感染状況の観点から実会場での開催はなくなりましたが、予選を通過した20チームのプレゼンテーション動画にもとづき本選審査が行われました。本選審査では2つのテーマのうち、茨城県行方市・神栖市を推奨自治体とする「つくば霞ケ浦りんりんロードを活用した持続可能な観光まちづくり」のテーマを選択した木寺元ゼミが、「行方市長賞」を受賞しました。
持続可能な観光まちづくりステージ/審査員特別賞≪行方市長賞≫
プラン名 | 『SEN Story』 |
参加メンバー | 木寺ゼミナール(黒木茉実、安本開、池田大樹、江頭美郁、大川太一、金田健嗣、河内萌恵、橋爪杏奈) |
プラン内容
「SEN Story」には、茨城県行方市を「1000年続くまちにしたい」という、私たちの願いが込められています。このプランでは、行方市で1000年続く伝統や食文化を、初めにダンジョン(ロールプレイングゲーム)形式で体感します。そして、その魅力を1000年続かせるために、ナイトサイクリングを通じて、霞ヶ浦の水質改善を行います。
私たちは、観光客だけでなく「地域の方々を笑顔にする」プランの作成を目指しました。そのため、地元住民の方々には、何度も電話にてヒアリング調査を行い、インターネットでは得られない本物の声を聞きました。そして、地域の課題や魅力にマッチしたプランを、計351時間にも及び、メンバー8人で考え尽くしました。
このたび「行方市長賞」をいただけたことに大変感謝しています。私たちのプランが、少しでも行方市に貢献できていましたら、とてもうれしく思います!
代表者コメント(黒木茉実)
このプロジェクトを通じて何度も実感したのは「人の温かさ」です。電話でお話してくださった地元住民の方々、経験に基づいたアドバイスをくださる木寺ゼミの先輩方や同期、厳しくも愛のある言葉をくださる木寺先生、互いを思いやりチームのために行動してくれるプロジェクトメンバー。多くの方々の温かい想いがあって出来上がったプランです。その感謝を忘れずに、さまざまな形で恩返しをしていければと思っています!
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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