パネルディスカッションの様子起業・スタートアップ支援室は6月27日、生田キャンパス・センターフォレストで「明治大学発起業・スタートアップ創出に向けて~研究から起業へ、新たな価値の創造~」を開催した。対面とオンライン合わせて29人が参加した。
開会に当たり、加藤久和副学長(教務担当)が、本学におけるアントレプレナーシップ教育や起業支援の取り組みを紹介。2025年度に東京都の「大学発スタートアップ創出支援事業(学内体制構築支援)」に採択されたことに触れ、外部の支援も活用しながら、全学的な教育・支援体制の整備を進めていると説明した。さらに、教員の研究成果を社会に還元するため、大学発スタートアップの創出にも力を入れていく考えを示した。
基調講演では、2022年に株式会社シアノロジーを設立した小山内崇農学部准教授が登壇。シアノバクテリアなどの微細藻類を活用した環境バイオ技術の研究内容や、これを基盤とした事業について紹介するとともに、企業からの相談を契機に起業した経緯や、研究開発の途上でも収益を生み出すビジネスモデル、起業に必要な準備など、自身の経験を踏まえて解説した。
続くパネルディスカッションでは、浜本牧子副学長(総合政策担当)、中別府修副学長(研究担当)、岡田浩一副教務部長が登壇。「研究成果を社会実装・起業へと展開するために大学は何をすべきか」をテーマに、学内の連携強化や起業ロールモデルの可視化、研究者と学生の協働、校友ネットワークの活用などについて意見を交わした。
同支援室では今後、研究推進部との連携や教員への支援策を検討するとともに、起業に必要な準備や知識等の情報を、同支援室ウェブサイト等で発信する予定。



