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2026.09.01

梅木匠斗さんがNASAゴダード宇宙飛行センターで滞在研究へ――独自技術で次世代宇宙X線望遠鏡の性能向上に挑む|理工学研究科

理工学部
JAXAで実験をする梅木さん

理工学研究科物理学専攻博士前期課程2年の梅木匠斗さん(佐藤寿紀研究室)は8月中旬から11月上旬まで、米国メリーランド州のNASAゴダード宇宙飛行センター(GSFC)に滞在し、次世代宇宙X線望遠鏡の開発に取り組む。

佐藤研究室は、GSFCとの共同研究でX線分光撮像衛星「XRISM」の望遠鏡開発を進めており、梅木さんも学部4年次から同センターの岡島崇氏と研究に取り組んできた。今回の滞在では、X線望遠鏡用反射鏡の研究開発を行うX-ray Mirror Laboratoryを受け入れ先に、本学で開発した独自の反射鏡配列手法と、NASAが培ってきた望遠鏡開発技術の融合を目指す。宇宙X線望遠鏡では、ブラックホールなどの高エネルギー天体を観測するため、多数の反射鏡をマイクロメートル単位の精度で配置する必要がある。梅木さんは、この精密アライメントシステムの開発を進めている。

本研究は、理工学研究科海外研究助成制度の支援を受けるほか、公益財団法人公益推進協会の「くら基金 若手研究者奨励助成」にも採用された。

梅木匠斗さんのコメント

今回の訪問研究では、明治大学で開発してきた技術とNASAが積み上げてきた望遠鏡開発技術を融合させ、これまでの性能限界を突破する次世代X線望遠鏡の開発を目指す。日米共同で技術基盤を確立し、宇宙誕生の謎を解き明かすための第一歩を現地で踏み出したい。