社会連携
2024.11.19
シンポジウム「AI 時代において⾳声はどのように保護されるべきか」(情報コミュニケーション学部創設20周年記念事業)

近年、AI技術の発展により音声合成・生成技術は急速な進化を遂げています。日本では、「AI美空ひばり」やボーカロイドの初音ミクに代表されるように、音声を活用した新たなビジネスが次々と展開されています。その一方で、法的な議論や制度設計は後手に回っているのが現状です。
昨今では、人気アニメキャラクターの声を無断で流用した動画配信や、「ディープ・ボイス」技術を悪用した詐欺事件の発生など、音声に関する新たな社会問題も顕在化しています。にもかかわらず、音声の法的保護に関する本格的な議論や研究は極めて限定的であり、早急な対応が求められています。
本シンポジウムでは、AI音声生成技術を活用したビジネスの現状と、そこで生じている法的課題について検討します。現行法制度における音声の権利保護の限界を明らかにするとともに、新たな法的保護の枠組みの可能性について議論を深めます。また、国際的な規制の動向も踏まえながら、今後の制度設計の方向性を探ります。
第一線の研究者や実務家を交えた本シンポジウムを通じて、音声の法的保護に関する新たな制度構築への足がかりとなる議論を展開したいと考えています。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
【ディスカッサント】(敬称略・50⾳順)
安藤 和宏(東洋⼤学法学部教授)
池⽔ 通洋(声優、協同組合⽇本俳優連合副理事長)
牛田 裕子(声優、情報コミュニケーション学部卒業生(二期生))
佐々⽊ 優⼦(声優、協同組合⽇本俳優連合常務理事)
⼟屋 学(ピアニスト)
【司会】
今村 哲也(情報コミュニケーション学部教授)
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
開催キャンパス等 | 駿河台 オンライン (会場:駿河台キャンパス リバティータワー1階 リバティホール、オンラインはZoomのウェビナー機能を使用) |
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期間 | 2024/12/07 |
時間補足 | 14:00〜17:00 |
対象 | 一般 学生 |
事前申込 | あり |
参加費用 | 無料 |
主催・共催 | 主催 :
明治大学情報コミュニケーション学部 後援 : 公益社団法⼈⽇本芸能実演家団体協議会 |
問い合わせ先 | 情報コミュニケーション学部事務室 infocom@mics.meiji.ac.jp |
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