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社会連携
2024.12.12

山形県天童市との連携事業「宮城浩蔵賞」の受賞生徒4人が来校 天童市での記念講演も開催|地域連携推進センター

駿河台キャンパスにある模擬法廷で上野学長との懇談が行われた

本学創立者の1人・宮城浩蔵の出身地である山形県天童市との連携事業「宮城浩蔵賞」の行事が実施された。天童市と本学は、宮城浩蔵の出身地であることが縁で、2010年12月に連携協力に関する協定を結び、毎年さまざまな連携事業を実施している。

宮城浩蔵賞は、学業優秀で、かつ、部活動や生徒会等において顕著な活躍をした生徒を褒賞することを目的とし、天童市内にある四つの公立中学校から各1人を表彰する賞。2003年に創設され、今年で22回目を迎えた。

受賞生徒4人は、10月27日に開催されたホームカミングデーに合わせ、駿河台キャンパスに来校。明大生2人が受賞生徒らを引率し学内各所を紹介するキャンパスツアーや、上野正雄学長による模擬法廷の案内・懇談等を通して、宮城浩蔵が創立した本学を見学した。

リバティタワー2階の陽だまり広場にある宮城浩蔵の胸像前で記念撮影

11月9日には、「天童市教育の日・天童市生涯学習フェスティバル2024」が天童市で開催され、宮城浩蔵賞の授与式が行われた。授与式には黒澤睦副学長(社会連携担当・広報担当、法学部教授)が出席し、本学からの副賞を受賞生徒に贈呈した。

受賞者スピーチで生徒たちは、受賞の喜びとともに、自身を支えてくれた多くの人々への感謝の気持ちや、明治大学の見学で感じたこと、将来の夢に向けた決意などを語った。また式典後には、黒澤副学長が「天童が生んだ宮城浩蔵―現代に受け継がれた明治大学建学の精神と刑事訴訟法の理念―」と題して、記念講演を実施した。(社会連携事務室)

「天童市教育の日・天童市生涯学習フェスティバル2024」にて山本信治市長(中央)らとの記念撮影