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社会連携
2025.04.01

韓国・梨花女子大学図書館とオープンアクセスについて意見交換

前列左から、荒谷副館長、Lee氏、上野学長

韓国・梨花女子大学図書館のLee() Nanee(ナニ)情報資源・サービスチーム長が3月7日、駿河台キャンパスを訪問。上野正雄学長、荒谷博図書館副館長(農学部教授)らが対応し、オープンアクセスに関する意見交換を行った。

約1時間実施された意見交換では、韓国のオープンアクセス事情や各大学の状況、明治大学の取り組み状況や課題など、さまざまな話題について意見が交わされた。上野学長は、今回の来訪を歓迎するとともに、「これを機にさらに関係を深めていきたい」と、図書館間の連携、さらには学生・研究交流の連携強化について期待を述べた。

また、前日の3月6日には、2024年度明治大学オープンアクセス加速化事業の一環として、講演会「韓国のオープンアクセス事情」を和泉キャンパスで開催した。オンライン同時配信も行い、学生、教職員、一般の方など、当日は約80人が参加した。講演会は、Lee氏に加え、Kim(キム) Wan(ワン) Jong(ジョン)韓国科学技術情報研究院オープンアクセスセンター主任研究員と鈴木開文学部准教授による講演、パネルディスカッションを実施。韓国でのオープンアクセス推進の実情と今後の展開や、実際の研究環境についての説明があった。

明治大学は2024年7月、論文のオープンアクセスと研究データのオープン化・共有化の促進を目的とした文部科学省「オープンアクセス加速化事業」に採択されており、今後も研究成果の社会還元・社会実装、オープンサイエンス推進に関する計画として、オープンアクセス化を進めていく。

※記事中の役職や学年などは、原則として取材時や2025年3月時点のものです