
明治大学の2025年度入学試験は、2月28日に出願締切を迎えた「大学入学共通テスト利用入学試験(後期日程)」など一部を除き試験日程を終えた。総合型選抜を除く一般選抜の志願者数は2月末の時点で11万4821人。前年度比で5662人増となり、6年ぶりに11万人の大台を超えた。前年度に比べて大きく数字を伸ばしたのが、本学キャンパスと全国6都市(札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡)が会場となった「全学部統一入学試験」で、志願者数は2万3783人(前年度比107.9%)に上った。
各学部が実施する「学部別入学試験」は、ほとんどの学部で昨年から受験者数が増加し、6万836人(前年度比103.9%)となった。
また、「大学入学共通テスト利用入学試験(前期日程)」の志願者数は3万202人(前年度比107.6%)となった。
全学部統一入学試験において全国6都市全ての会場で志願者数が増加するなど、1都3県以外の地域からの出願が増えたことに加え、国際日本学部の学部別入学試験において「大学入学共通テスト併用型3科目方式」および「大学入学共通テスト併用型英語4技能試験活用方式」が新設されたことも志願者増につながった。
なお、後期日程は、商学部、理工学部(機械工学科を除く)、総合数理学部で行われ、本学の最終志願者数は3月上旬に確定する。