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スペシャル・インタビュー
2018.02.02

乃木坂46・斎藤ちはるさんにインタビュー【第1回】「明治大学で学ぶ演劇学と、芸能活動との両立」|明治大学

学生インタビューエンタメ

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2015年に明治大学文学部文学科演劇学専攻に入学し、現在3年生の斎藤ちはるさん。2011年から乃木坂46の第1期生として活動を開始。乃木坂46ではCDの発売やライブ開催、冠バラエティ番組への出演などの芸能活動を行いながら、大学では演劇学を専攻し、「演技論」や「戯曲論」について学んでいます。同じ文学部文学科演劇学専攻に在籍する4年生の金谷有里子さんがインタビュアーとして、斎藤さんの学生生活や芸能活動、プライベートなどに迫りました。

明治大学を選んだ理由

金谷さん(以下:金谷)私は「シェイクスピアプロジェクト」で公演しているのですが、斎藤さん、来てくれましたよね。

斎藤さん(以下:斎藤)観ました!

金谷 来ていただいてありがとうございます。

金谷 それではさっそく学生生活についてお聞きしたいのですが、いろいろな大学がある中で、明治大学に入学しようと思った訳や、その中でも、10学部もある中で文学部の演劇学専攻を選んだ理由を聞かせていただきたいです。

斎藤 まず、明治大学を選んだのは、芸能活動を応援してくれる大学だったというのが理由として大きいです。

金谷 なるほど。

斎藤 いろいろな芸能人の方が卒業されていて、仕事と両立しながら、ちゃんと4年間で卒業できているということを聞きました。芸能活動を応援してくれて、しかものびのびと活動させてくれるというのが大きかったですね。

金谷 そうなんですね。

斎藤 演劇学っていうのは、他の大学ではほとんどない学問じゃないですか。

金谷 しかも、座学ですもんね。

斎藤 興味がある演劇や映画について授業で学べるというのが、楽しそうだなって思いました。

金谷 歌舞伎とかからやりましたよね。

斎藤 そうですね。能とかもやりますよね。

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授業で学んでいること

金谷 明治大学では、どの先生のゼミに入ったんですか?

斎藤 武田ゼミ(武田清ゼミナール)です。

金谷 あ!武田先生ですね。武田先生大好きです。3年生のゼミ発表では、どういう分野をやることにしたのですか?

斎藤 まだ明確には決めてないんですけど、今のところは『レ・ミゼラブル』について調べようかと思っています。

金谷 ああ、いいですね。ミュージカル。私も卒論はミュージカルの『オペラ座の怪人』について書いています。音楽とお芝居が混ざっているミュージカルは、やっぱり面白いですよね。

斎藤 そうですよね。

金谷 授業はどんなものを取ってますか?

斎藤 授業は「演技論」や「戯曲論」を取っています。

金谷 面白いですよね。映画とか観たり。

斎藤 面白いです。その感想をリアクションペーパーに書いて、それを次の週で先生がいろいろ教えてくれるじゃないですか。あれが楽しいです。

金谷 確かに。お悩み相談コーナーじゃないですけど、書いて質問すれば次週答えてくれるかも、みたいな。

斎藤 そうなんです。

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大学で得られたもの

金谷 演劇学専攻で学んできたことで、乃木坂46の活動に生かせたことはありますか?

斎藤 うーん、舞台とか演技のお仕事はあまり経験がありませんが、逆に観に行ったりすることが多いので、そのときに、ちょっとマニアックなところなんですけど劇場の構造とかを見て、「ああ、こういう歴史があるんだな」って発見してみたりしています。

金谷 やっぱり斎藤さんは観られる側なので、演劇専攻なら観せるノウハウや、時代や世間の流れに合わせた演技みたいなことも、もしかしたら学べるかもしれないですね。

斎藤 そうですね。

金谷 なるほど、ありがとうございます。では次に、明治大学の経験で、印象的な思い出やエピソードはありますか?

斎藤 明大祭は、去年は母と2人で行きましたが、すぐに人に囲まれちゃいました。あと、入学式で井上真央さんのビデオメッセージを見たときは、「いつか自分もこういうことができるくらい、大きくなれたらいいな」って思いました。

金谷 芸能界の方にも来ていただけるような、魅力的な大学なんだっていうのが伝わりますよね。

めいじろうのイメージ

interview03_29明治大学公式キャラクター「めいじろう」と一緒に写真を撮りました

金谷 大学公式キャラクターの「めいじろう」については、どんなイメージを持っていますか?

斎藤 かわいいですよね。さっき初めてちゃんと接してみて、意外とお茶目だなと感じました。

金谷 あざといですよね、動きが(笑)。

斎藤 あざとい(笑)。かわいくて、より好きになりました。

金谷 なるほど。動きだけでかわいいですもんね。

斎藤 本当にそう思いました!47都道府県の「ご当地めいじろう」があるじゃないですか。私、埼玉県出身なんですけど、草加せんべいでした。

金谷 おせんべいを食べてるめいじろうですよね。

斎藤 かわいかったです。

金谷 東京はリバティタワーにしがみつくめいじろうでした。

斎藤 そうですよね!

金谷 そのポスターも見ていただいたんですね。

斎藤 はい。大学内にたくさん貼ってありますので。

interview03_1めいじろう生誕10周年をお祝いしました。「ご当地めいじろう」も10周年を記念したものです

学業と芸能活動の両立

金谷 大学では単位を取らなきゃいけませんが、学業と芸能界のお仕事の両立をしていくうえで、心掛けていることや、これだけは気を付けているということはありますか?

斎藤 文学部は結構出席が厳しいので、いかにしてきちんと出席するかを意識しています。テスト期間は前もってマネージャーさんにお願いをして、この日だけは仕事を入れないでくださいと伝えるので、今、きちんと単位が取れています。

金谷 すごいですね。「卒業やばい!」とかそんなことはなく?

斎藤 あんまりないですね。来年はゼミだけ取ればいいくらいです。

金谷 わあ、芸能活動と両立しながら、きちんと単位も取られていて、すごいですね。

斎藤 友人と同じ授業が多いので、休んだところのプリントを貰ったり、ノートを取ってもらったりしています。

金谷 なるほど。そういうご友人の支えだったり、マネージャーさんのご理解のおかげでもあるんですね。

斎藤 そうですね。本当にありがたいです。

※内容はインタビュー当時(2017年11月13日)のものです。

>>乃木坂46・斎藤ちはるさんにインタビュー 第2回はこちら(2018年2月5日公開)

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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