プロバスケットボール選手・金丸晃輔さんにインタビュー 【第1回】はこちら(2017年4月25日公開)
バスケットをはじめたきっかけ そして明大でのキャンパスライフ
―――バスケットボールをはじめたきっかけをお聞かせください。
金丸 お恥ずかしい話ですが、小学生の頃の自分はすごく太っていたんです(笑)。当時は野球チームに入っていたのですが、野球ではやせないだろう、やせるスポーツはバスケットボールだと親に言われまして。親も自分も好きだった「SLAM DUNK」というバスケアニメがその当時放映されていたので、その影響も受けました。自分がやりたいと思うよりも、どちらかというとやらされたという感じで、小学5年生からはじめることになりました。
―――そこからバスケットボールをはじめて、中学・高校でもバスケットボールを続けられたのですね。
金丸 小学校のミニバスのメンバーは当然のように中学でバスケ部に入部していたので、自分も入りました。高校への進学時は、どうせやるなら強いところでやってみたいという気持ちで、全国的にも有名な強豪校だった福岡大学附属大濠高校に入りました。
―――高校時代にはインターハイで上位に進むなど、頭角を現されていきますね。その後、明治大学へ進学。スポーツに力を入れている大学は他にもありますが、明治を選ばれた理由はあるのでしょうか。
金丸 当時の明治大学バスケ部のヘッドコーチが熱心にリクルートしてくださったことが一番の理由です。また、明治大学というブランドにも惹かれました。この2点が決め手になりました。
そのヘッドコーチからは、自分のポジションを転向させることを提案されていました。高校ではセンターというポジションで、大学ではシューティングガードというポジションに替えて、1年からすぐ試合で使うと言ってくださったんです。もともとアウトサイドのシュートが好きだったのもあって、その提案を魅力的に感じて、明治大学への進学を決心しました。
―――部での思い出をお聞かせください。
金丸 1年生の頃はバスケ部の寮生活でした。先輩たちや同期と1日中いる生活も楽しかったですし、オフになると山梨の方にキャンプに行こうとか、それについていくのが楽しかったですね。みんなでワイワイしながらバーベキューして、そういうのは大学生らしいなと思っていました。2年目からは大学の近くでひとり暮らしをしましたが、初めてのひとり暮らしだったので、食事面では苦労しました。
大学とバスケットボール漬けの毎日でしたが、ヘッドコーチをはじめ、トレーナーの皆さんにはバスケに専念して、自分の良さが出せるような環境をつくっていただいたので、感謝しています。
―――大学の授業やキャンパスでの思い出はありますか?
金丸 英語や中国語の必修科目で周りの人は簡単そうにやっているのに、自分は全然わからなくて。授業で当てられても全然答えられなかったりして、その場の空気をいつも壊していました。必修科目の授業にはあまりいい思い出がありません(笑)。
大学のキャンパスでは、空き時間にリバティタワー2階の広場や食堂から、東京の街並みを眺めるのが好きだったのを覚えています。
プロバスケットボール選手・金丸晃輔さんにインタビュー 【第3回】はこちら
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