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OB・OG奮闘記
2018.11.29

【卒業生の今を紹介】阪和興業株式会社で活躍!宮部莉那さん

卒業生就活
協力してくれた卒業生宮部莉那さん(2016年商学部卒業)

勤務先 阪和興業株式会社(専門商社/鉄鋼・一般職<)

2016年3月、商学部を卒業。同年4月、阪和興業株式会社に入社。現在、食品部に所属。入社3年目。学生時代はサークル活動や、アルバイトに力を入れていた。

現在の仕事について教えてください。

阪和興業株式会社の食品部では、さまざまな商材を扱っているのですが、その中で私は鶏肉と魚加工品(生食)を扱う課に所属しています。鶏肉では、中国から輸入した鶏加工品の国内デリバリーを担当しています。魚加工品では、主に日本や欧州で魚原料を仕入れ、第三国で加工後、製品を輸入しています。現地との書類のやり取りや、乙仲(通関業者)への連絡・輸出書類の作成・現地への送金などを行っています。原料を買い付けるところから製品を輸入するところまで担当しているので、輸入から輸出、三国間貿易に携わることができ、日々学ぶことも多く、楽しく業務に励んでいます。

宮部さんの1日の流れ

8:45 出社後は、毎朝最初にメールチェックをしています。主に午前中は、現地とも時差があるので、船積書類を作成し現地に確認依頼をしています。午前が締め切りの支払い手配なども優先し、そのほかはメールや電話での取引先からの出庫依頼などに対応しています。
12:00-13:00 お弁当を作る日もあれば、近くのお店で買ってくる日もあります。基本的には同期と一緒にランチしています。たまに外にランチに行くのですが、課員全員や仲の良い先輩後輩と行くこともあります。築地も近いので、おいしいお店を開拓するのが楽しみになっています。
13:00-14:30 課内の打ち合わせや、グループ会社の事務代行をしているため、定期的にグループ会社にて打ち合わせをしています。
14:30-17:30 通関許可となった貨物の仕入れ計上や、契約書の作成・送金手配などをします。
17:30 仲の良い同僚や、同期、大学時代の友人とご飯に行ったり、ジムやヨガに行ったりすることもあります。月末月初や繁忙期は残業が続くこともあります。そんなときは同僚と残業終わりに飲みに行って、また次の日も頑張るための活力にしています!

現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。

高校生の時に商社の会社見学に行く機会があり、それがきっかけで商社で働くことを目指すようになりました。食品部に配属され、高校時代から学んでいた簿記や、留学で学んだ英語を生かすことができています。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところはありますか?

就職活動時から、営業と事務の仕事の線引きがきっちりされている会社より、幅広く仕事ができる会社に魅力を感じていたので、この会社への入社を決めました。学生時代にイメージしていたよりも仕事が幅広く、自ら主体的に動くことが必要となり、責任感とやりがいを感じています。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

うれしかったことはたくさんありますが、特にうれしかったのは、昨年の冬に、担当しているベトナムの加工工場で当社向け製品の生産数量が過去最大だったことです。そのころは毎日仕事に追われていたのですが、過去最大の生産数量と聞き、「やりきった!」と感じると同時に、もっと頑張ろうと思えました。

一番つらかったことや苦労したことを教えてください。

入船スケジュールを把握し、そこから逆算して書類準備・通関や送金手配などをしなければならないため、入社してから半年後の一人で担当を持ち始めたころは、「いつまでにこれをやる!」などのタイムスケジュールを管理するのに苦労しました。

仕事におけるマストアイテムはなんですか?

基本的にパソコンを使うことが多いので、ブルーライトカットメガネは必須品です!電卓は高校生の時から使っている愛用品です。また、出張帰りの人や一時帰国中の駐在員などからお土産をもらうため、仕事の合間に食べて息抜きをしています。


ブルーライトカットメガネと電卓

息抜きに食べるお土産

明大生に向けてメッセージをお願いします。

よく社会人の方から言われると思うのですが、学生時代を思いっきり楽しんでほしいです。私は旅行が好きなので、長期の旅行や短期留学に行きました。サークルやアルバイト、自分のやりたいことにたくさんの時間をかけられるのは、大学4年間だけだと、社会人になってとても実感しました。その中で、何か一つ熱中できることがあれば、就職活動の面接でも、自分の言葉で話すことができると思います。

もちろん最初から面接ですらすら話せたわけではなく、就職活動期間、毎日のように就職キャリア支援センターに通っていました。面接前に模擬面接をしてもらい、自信を付けて会社に向かうというのがルーティンでした。面接で、どんどん自分らしく自信を持って話せるようになったのは、本当に就職キャリア支援センターの方々のおかげだと思っています。

また、私は、就職活動をする中で「人」を軸にしていました。営業とは異なり、内勤が多い事務を志望する中で、一緒に働く「人」がモチベーションになると思ったからです。面接でも、ありのままの自分を一番出せたのがこの会社で、入社してからも、本当に人に恵まれた環境だと実感しています。「この人たちのために、頑張ろう!」と思えますし、働く上で大切にしたい軸を考えて、就職活動するのも大切だと思います。就職活動が終わった時に、「悔いなし!!!」と言い切れるように、たまには息抜きもしながら、頑張ってください。皆さまのご活躍を心より願っています!

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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