勤務先 | 株式会社ゆうちょ銀行(金融/銀行・総合職) |
2013年3月、商学部を卒業。同年4月、株式会社ゆうちょ銀行に入行。現在、市場部門株式投資部に所属。入社7年目。学生時代はサークル活動やゼミ活動に力を入れていた。
現在の仕事について教えてください。
市場部門の株式投資部に所属しています。市場部門の主なミッションは、お客さまからお預かりした大切な貯金を運用し、安定的な収益を確保することであり、株式投資部では文字通り株式運用を担っています。
株式運用は、国内上場株式などの自家運用、金銭信託による委託運用など多岐にわたっており、刻々と変化するマーケットの分析や企業取材を通じた企業分析など、刺激的な日々を過ごしています。当面の目標は企業分析スキルに磨きをかけることです。

職場の様子
半田さんの1日の流れ
7:30 | 出社 日本、米国、欧州、アジア市場などを中心にマーケット動向の収集・分析などを行います。 特に各国の経済イベント、主要企業の決算、政府高官発言などは、注意深くマーケットへの影響を分析します。 |
8:30 | ミーティング 部の社員全員が参加し、マーケット動向や前日の企業取材の結果と所感などを共有します。 |
9:00 | 国内株式市場前場スタート 社内の株式運用に関連するプロジェクト(制度対応を含む)に参加します。 自席にいる時は業務をこなしつつマーケットの状況などを随時チェックします。 |
11:30 | 昼食 国内株式市場ランチタイム。経済イベントなどがある際は、デスクでイベントを注視しつつ、ランチをすることもあります。 |
12:30 | 国内株式市場後場スタート 企業取材に出かけます。決算期は1日に複数社の決算説明会などに参加するため、自席にいる時間が少なくなりがちです。 自席にいる時は業務をこなしつつマーケットの状況を随時チェックします。 |
15:00 | 国内株式市場後場エンド 日本市場の振り返り、プロジェクトの進捗状況などの確認、企業取材結果の取りまとめを行い、明日の業務に備えます。 |
16:45 | 退社 |
17:00 | happy hour |
現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。
本邦最大級の機関投資家であるゆうちょ銀行の上場や、それに伴う新規業務の開拓など、若手のうちから本社にて多くのプロジェクトに携わることができると知り、チャレンジ精神をあおられるとともに、自分自身の成長を実現できると感じたためです。
現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところはありますか?
学生時代には、大企業かつ元国営企業ということもあり、ダイナミックさはあっても、スピード感はあまりないと思っていました。しかし、みんなが一丸となり、スピード感を持って新たなものを創り上げていく様は想像以上でした。また、その中での若手社員の活躍ぶりも非常に良い刺激となりました。
仕事をしていて一番うれしかったことは?
自分がプロジェクトに参画して企画・検討に携わった運用手段および運用手法などの体制整備が完了し、実際に投資を開始した結果、会社の収益改善やコスト削減などに直接貢献できた時のうれしさは何度味わっても格別です。
一番つらかったことや苦労したことを教えてください。
つらかった経験は思いつきません。しかし、プロジェクトを進めていく中で、立場や考えの異なるさまざまな関係者の意見を調整し、新たな体制を創り上げていく過程は、何度経験しても企画業務の難しさを感じます。
仕事をする上で意識していることはなんですか?
常に「前へ」の意識を持って働いています。既存の枠組みにとらわれることなく、仕事の目的や背景、必要性、合理性についてきちんと理解した上で、常に自分の頭で最善の答えを導くことを心掛けています。そして、株主、お客さま、会社、チーム、個人それぞれが前へ進めるように努めています。

前へ!向かっている10年来の仲間たち
明大生に向けてメッセージをお願いします。
株式投資の格言で、「人の行く裏に道あり花の山」というものがあります。「投資家は、とかく群集心理で動きがちだが、それでは大きな成功は得られない。むしろ他人とは反対のことをやった方がうまくいく場合が多い」というものです。
他人と違うことをやるのは、勇気のいることかもしれません。しかし、会社の肩書がなく、自己責任で何事もチャレンジできる今だからこそ、皆さんが情熱を注げるそれぞれの貴重な経験を通して、強固な「個」を確立してください。皆さんが将来大きく飛躍されることを願っています。
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