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OB・OG奮闘記
2016.09.16

日本アイ・ビー・エム株式会社 三田 寛之 さん

卒業生就活
協力してくれた卒業生 三田寛之さん(文学部文学科卒業)

profile

勤務先 日本アイ・ビー・エム株式会社(IT/コンサル/ソフトウェア・営業職)

PROFILE
2011年3月、文学部を卒業。同年4月、日本アイ・ビー・エム株式会社入社。現在GBS(グローバル・ビジネス・サービス)事業部金融第一ソリューション部に配属。入社6年目。大学時代はサークル活動や短期留学に力をいれていた。

社会的影響が大きい、
重要な社会インフラを支える意識を常に持つ!

◆現在の仕事について教えてください。
私は、某大手企業様のインターネットバンキングシステムの保守・開発プロジェクトに参画しています。主な役割は、マーケティング関連新機能構築案件における、業務アプリケーション開発チームリーダーです。10人ほどのチームの開発作業を取りまとめ、日々社会的影響が大きい、重要な社会インフラを支える意識で働いています。

現在の目標は、当プロジェクトでの経験を通じてIT開発スキルを深めつつ、プロジェクトマネジメントスキルを高めることです。

◆三田さんの1日の流れ
09:30 始業
作業:
案件の全体スケジュールや進捗状況を確認し、チームメンバーに作業依頼。
また、プロジェクトマネージャー、お客様との打合せ資料の最終確認もします。

11:00 打合せ:
お客様との週次定例会議に参加。
開発の進捗状況を報告し、課題を棚卸し、新たな成果物などの依頼を受けます。

12:30 昼休み:
チームメンバー4、5人でランチ。
最近着任した中国IBMメンバーの日本語レッスンも兼ねています。

13:30 作業:
チームメンバーの成果物の確認および相談に応じてフォロー。
今後一週間〜一ヶ月の作業計画を検討します。

16:00 作業:
お客様から緊急の問い合わせ。
他の作業を中断し、最優先で調査を進めます。調査結果は、すぐに報告します。

18:00 打合せ:
若手メンバーのアドバイザーとして、週に一度のコミュニケーションの時間を取っています。日々の作業、技術や仕事の進め方に関するアドバイスをし、研修計画検討などをサポートしています。

18:30 終業
早めに帰宅できる日は、家族と外食をしたり、趣味(囲碁の対局、ギターの練習など)を楽しんでいます。

◆入社を決めた理由を教えてください。
①国際的に働ける場であること。②国籍・性別・年齢に左右されることのない公平な人事評価制度があること。③実際に、OB訪問した先輩が尊敬できる方だったこと。この3点で決めました!

◆学生と社会人の一番の違いは?
責任の重さです。学生の勉強の成果は自己責任ですが、社会人の仕事の成果はそこで完結することはありません。所属するチームや会社だけでなく、お客様や「お客様のお客様」にまで影響が及ぶことを常に意識する必要があります。

◆現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところはありますか?
外資系企業での人間関係は、ドライなイメージでした。しかし、私の周りでは、業務内外問わず人間関係を大切にする人が多いです。例えば先日、来日した海外メンバーを歓待するため20名の大所帯で秩父旅行をしました。

◆仕事をしていて一番うれしかったことは?また、一番つらかったことや苦労したことも教えてください。
うれしかったことはたくさんあります。お客様に「説明がわかりやすかった。ありがとう」と感謝されたこと。難題を乗り越えたあとに、上司に「タフだね」と評価されたこと。社内の海外ボランティアプログラム応募に挑戦して、内定を得たこと…。

逆に大変だったことは、今の担当案件の設計・開発期間です。大抜擢といえるほど重要な役割を与えてもらった分、難易度の高い案件で日々発生する課題や調整事項に悩みました。周りの方々の助けで何とか乗り越えることができ、自分自身、成長することができました。

◆この仕事ならでは!の欠かせないものや、いつも持ち歩いているものを教えてください。
方眼ノートと、ボールペン。

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セキュリティ上の理由から、お客様のプロジェクトオフィスにパソコンを持ち込めないため、これらが必須です。最近特に、図解(自分の考えを図で整理し、メモとして残すこと)を心がけています。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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