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OB・OG奮闘記
2022.08.09

【卒業生の今を紹介】日本テレビ放送網株式会社で活躍!生山太智さん

経営卒業生就活
協力してくれた卒業生生山太智さん(2018年経営学部卒業)

勤務先 日本テレビ放送網株式会社(マスコミ/スポーツ局)

2018年3月、経営学部を卒業。同年4月、日本テレビ放送網株式会社に入社。現在、スポーツ局に所属。入社5年目。学生時代は硬式野球部としての活動に力を入れていた。

現在の仕事について教えてください。

現在は日本テレビのスポーツ局中継班に所属し、野球中継・バスケットボール中継・箱根駅伝中継・スーパーボウル中継などを担当しています。 また、スポーツ選手に、より興味を持ってもらえるスポーツバラエティー番組の企画書を提出し、自分で企画(自分が考えた企画を立案)・演出(番組の監督)を務める番組制作も行っています。

生山さんの1日の流れ(プロ野球中継シフトの日)

11:00 出社・野球中継準備業務
12:00 昼食
13:00 中継制作打ち合わせ
15:00 東京ドームへの移動(選手への試合前取材)
16:00 技術打ち合わせ(カメラマンさん・音声さん)
17:45 放送開始
18:00 試合開始
21:30 試合終了
22:00 試合後制作反省会
23:00 帰宅

※スポーツバラエティー番組の企画・演出を務めている期間は、ロケ・収録・編集を自分のスケジューリングでこなしています。
※スポーツ中継のない日や、VTR編集だけの日は、在宅勤務をしています。

現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。

私自身、幼い頃から日本テレビで放送していた巨人戦の中継を見ていた影響で、小学2年生の頃から15年間野球を続けてきました。今度は自分が、「スポーツを始める『きっかけ』を、今の子供たちにも感じてもらいたい!」という思いで、日本テレビの門をたたきました。また、日本テレビの社員の方々の人柄にも引かれました。入社してからは社外の方と話す機会も多いですが、日本テレビの方はとにかく人柄が良いと感じます。

現在の仕事について、やりがいを感じるところを教えてください。

自分の頭の中で考えたアイディアを番組企画書に落とし込み、企画が採択されれば、番組のデザインやスタジオ、タレントのキャスティング、展開するコーナーを含めて全て自分で決めて、番組をテレビで放送できることです。スポーツ中継も、大きな準備といえる仕事は「スポーツを見ること」なので、日々やりがいを感じながら取り組める、飽きない仕事です。

テレビ番組収録中の様子

仕事をしていて一番うれしかったことは?

自分の作った番組が「きっかけ」で日本テレビの入社試験を受けにきてくれた学生がいた時や、明治大学野球部出身の仲の良いプロ野球選手が試合で打ったホームランを、自分がディレクターの試合で撮れた時です。

コロナ禍で変わったことや苦労したことを教えてください。

一時期はスポーツ選手への取材やロケが禁止になり、アーカイブ素材(過去に撮影した素材)しか使用できなかったため、番組企画のレパートリーが減り、大変でした。一方で、コロナ禍の影響で働き方が見直され、在宅ワークも推奨されたため、打ち合わせは基本的にリモートで行っています。編集作業も在宅でできるため、労働生産性は上がりました。

仕事におけるマストアイテムはなんですか?

「MacBook Pro」です。 映像の編集を行う際に必ず必要になってくるのが、「MacBook Pro」。Adobeのソフトは常に使用しています。 また、番組の企画書も「MacBook Pro」を使って制作するので、仕事におけるマストアイテムです。

生山さんのマストアイテム:「MacBook Pro」

明大生に向けてメッセージをお願いします。

職業柄、さまざまなジャンルの「一流」と会う機会がありますが、共通して言えることは「圧倒的行動力」があることです。学生時代は「やりたい」と思ったことを、あと先構わず行動して、思いっきり楽しみ、思いっきり反省して、挑戦する力を身に付けてください。きっと、社会に出てから、その精神が生きてきます。

そして、これから就職活動に挑む皆さま、会社は「人」です。社員一人ひとりが作り出している会社の「人格」があります。仮に、自分が希望していた企業に入れなかったとしても、毎日大学で会話をする友人とそんなに会話をしない友人がいるように、それは「相性」なので、隣にずっといられる親友企業にぜひ入社してください。皆さんの活躍を心より願っています。

自身が企画・演出を務めたテレビ番組のスタジオの様子
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております

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