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2024.07.10

コニカミノルタ株式会社で活躍!データ分析を通して社会を豊かにしたい|藤井健悟さん

理工学部卒業生就活数理・データサイエンス・AI
協力してくれた卒業生藤井健悟さん(2018年理工学研究科 応用化学専攻 博士前期課程修了)

プロフィール写真

勤務先 コニカミノルタ株式会社(データソリューション部所属)

神奈川県立鎌倉高等学校卒業。明治大学理工学部応用化学科卒業。2018年、理工学研究科 応用化学専攻 博士前期課程を修了。同年4月、コニカミノルタ株式会社に入社。現在、データソリューション部に所属。入社7年目。学生時代は、研究に力を入れていた。

現在の仕事について教えてください。

社内の事業部にヒアリングを行い、事業部の課題を解決するための課題設定やデータ分析、機械学習のモデルの実装などを行っています。単純に機械学習のモデルを作るだけでなく、事業部の課題の理解と言語化を行い、最適な解決策を事業部の方と連携しながら進めていきます。最近では、音声認識や大規模言語モデルの製品適用に向けた研究開発も行っており、研究と社会実装の両軸で業務に取り組んでいます。

藤井さんの1日の流れ

9:30 始業
メンバーと顔合わせ(リモート)
10:00 データ分析作業
12:00 昼食
13:00 事業部の方と打ち合わせ(2~3件)
15:00 分析内容整理・資料作成
17:00 技術獲得のための調査・コーディング
18:30 タスク整理、明日のタスクの洗い出し
19:00 終業

現在の仕事を選んだきっかけを教えてください。

大学での学びや大学院での研究活動を通じて深めた、知識や経験を生かしたいと考え、この会社を選びました。入社後、業務でデータ分析を担当した際に「楽しい」と感じたことが大きなきっかけとなり、現在の仕事につながりました。当時、私が所属していた部署はデータ分析が専門ではなかったため、独学でデータ分析を学びました。そして現在、データソリューション部に異動し、データサイエンティスト(※1)として日々業務に励んでいます。

※1 データサイエンティスト:新たな商品やサービスを生み出したり、業務プロセスの革新のため、大量に蓄積されたデータ(ビッグデータ)を分析する人

現在の仕事について、やりがいを感じるところを教えてください。

データ分析や技術を通して事業部の課題を解決できた時に、やりがいを感じます。また、ヒアリングやデータ分析を共有する中で、事業部の方から「これが原因だったのか!」「今まで勘と経験で考えてきたことが、データ分析で明確になった!」と言っていただけた時は、頑張って良かったと感じます。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

直近では、私が検討したプログラムが製品となり、お客さまに利用していただけた時、非常にうれしく思いました。また、社内でアルゴリズム(※2)を検討したアプリなどが好評であると聞いた際も、うれしかったです。

※2 アルゴリズム:ある特定の問題を解いたり、課題を解決したりするための計算手順や処理手順のこと

一番つらかったことや苦労したことを教えてください。

お客さまの課題を「どのように解決するか」をデータ分析を通して明確にしていくことが、一番苦労します。しかし、ここが一番重要な部分でもあるので、妥協せずに丁寧に遂行することを常に意識しています。

仕事におけるマストアイテムはなんですか?

パソコン、メモ帳、コーヒー

明大生に向けてメッセージをお願いします。

今の学部・学科の研究内容にとらわれ過ぎず「自分が挑戦したいことは何か?」ということを自問自答して、進路を考えてみてください。「今からでは遅いかもしれない」ということはありません。今後の人生に向けて、ぜひトライしてください!

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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