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資格取得体験記
2023.03.17

公認会計士試験に合格!粕谷航平さん(法学部4年)の資格取得体験記

試験・難関試験に合格した明大生を紹介する「資格取得体験記」。今回は、学部の粕谷さんが、公認会計士試験の合格体験を紹介してくれます!
合格体験を紹介してくれた方粕谷航平さん(法学部4年)

東京都立青山高等学校出身。中学・高校時代はバドミントン部に所属していました。大学では、ボランティアに所属し、子育て支援施設などで活動をしていました。

合格した試験 公認会計士試験

公認会計士を志した理由は?

大学に入学した当時、私は大学の燃え尽き症候群に陥っていました。そして、「このままでは大学4年間を無為に過ごしてしまう。それは嫌だ!大活で何かやり遂げたい!」という漠然とした不安と焦りを感じていました。

そんな時、大学1年次の新歓で経理研究所の入室説明会に参加しました。そこで登壇された先輩の姿に憧れを抱き、日商簿記検定3級の学習を始めたことが、公認会計士試験を目指したきっかけです。勉強期間は日商簿記検定3級の学習を始めた大学1年次の4月から論式試験を受けた大学3年次の8月までです。

明治大学経理研究所での学びはいかがでしたか?

明治大学経理研究所には、日商簿記検定3級の学習を始めた大学1年次の4月から入所しました。経理研究所では、簿記のだけでなく、冬にスタンプラリーという宿泊勉強会が開かれるなど、楽しみながら簿記の学習ができる環境が整っています。

また、私は法学部所属ということで周りに公認会計士を目指している友人がいなかったので、最初のうちは孤独な環境で学習をしていました。しかし、キャンパス、キャンパスの経理研究所には自習室があり、そこに通ううちに自然と受験仲間もでき、切磋琢磨し合いながら最後まで学習を続けることができました。

私自身メンタルが弱く、時にはくじけそうになる時もありましたが、そんな時には経理研究所でできた同じ志を持つ友人と悩みを共有し、彼らに支えられたことで最後まで学習を続けることができました。

おすすめの勉強方法

お勧めの学習方法は、「時間を意識した学習」「自分自身に教える学習」です。テキストを読んだり、問題集を解き続けたりしていると、どうしてもぼーっとしてしまい集中力を保つことが難しいと思います。

そこで、「今日はテキスト30ページを45分で終わらせる」と計画を立て、タイムアタックのようにして学習していました。これが「時間を意識した学習」です。

「自分自身に教える学習」としては、テキストを読む時に、ただ活字を追うのではなく、自分自身に教えながら読み進めていきます。「この規定が設けられているのはこういった趣旨だからだよね」と自分自身に授業をするのです。

すると、理解できているところはより定着が図ることができ、理解できていない部分は読むペースがゆっくりになるので、まだ理解できていないところや、覚えられていないところを見つけることができます。暗記すべきところと、理解すべきところを分け、理解すべきところには「自分自身に教える学習」が有用です。

苦手な部分はどう克服したか

苦手な部分については目に触れる回数を増やすことで克服していました。私は、選択科目の学のファイナンス分野に苦手意識を感じていました。そこで、自習室の固定席の仕切りに経営学の公式を書いた紙を貼り付け、毎日眺めるようにしていました。すると、自然と公式を覚えることができました。

苦手科目はどうしても手を出すことをためらってしまいますが、少しずつでも毎日触れる時間を作ることが、克服への近道です。

集中力が切れた時の対処法や、モチベーション維持の方法は?

集中力が切れた時は、一度学習から離れて友人とおしゃべりをしたり、昼寝をしたりして、集中力を回復させることを心掛けていました。また、モチベーション維持としては大学やアルバイト先の友人に公認会計士を目指していることを話し、「一度目指すといった以上、絶対に受からなければ!」と自分自身に適度なプレッシャーをかけることで、勉強から逃げずに努力を継続するモチベーションにしていました。

おすすめの教材・お役立ちグッズ

【教材】専門学校(資格の大原)の教材
【グッズ】AirPodsとエナジードリンク(Monster Energy)

予備校のテキストと答練(答案練習)
テキストのメモ書き。授業中の板書や自分が重要だと思ったことをメモしていました

これから公認会計士試験を受ける明大生へのメッセージ

公認会計士試験は難関試験と言われていますが、努力すれば合格できる試験です。
公認会計士を目指したからこそ、出会えた仲間がいて、人生で一番勉強に本気になった日々があり、時には思ったように成績が伸びず苦しんだ時期がありました。その経験一つひとつが、今の自分にとってかけがえのない大切なものとなっています。

合格発表の日、自分の受験番号を見つけた時、今までの全てが報われた気持ちになりました。そして何より、経理研究所の友人と一緒に合格できた時の喜びは今でも忘れられません。

大学4年間の過ごし方はいろいろあると思いますが、目標に向かって勉強する大学生活もまた青春です。ぜひ、興味のある方は公認会計士を目指して明治大学経理研究所の門をたたいてください。皆さんといつか一緒に仕事をできる日を楽しみにしています。

経理研究所の同期の友人たちと合格後に行ったハワイ旅行での一枚①
経理研究所の同期の友人たちと合格後に行ったハワイ旅行での一枚②
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