
資格試験・難関試験に合格した明大生を紹介する「資格取得体験記」。今回は法学部の野村さんが、現役での司法試験合格体験を紹介してくれます!
中学・高校時代は、スケート部(アイスホッケー競技)に所属していました。大学ではアイスホッケーサークルに所属しています。趣味は読書とゴルフです。
出身高校 | 明治大学付属中野高等学校 |
合格した試験 | 司法試験、司法予備試験 |
資格取得までの期間 | 2021年7月~2024年7月 |
司法試験を志した理由は?
私が法曹を志したのは小学校4~5年生の頃でした。検察官や弁護士など、法曹が活躍するドラマをテレビで見て、「法曹はかっこいい」と思ったことがきっかけでした。そこから、法曹の仕事を詳しく調べ、「絶対法曹になりたい」と思い、司法試験を志しました。
明治大学法学部で学んで良かったことを教えてください
多様なコースや授業が用意されている点です。自分の興味のある分野や、将来役立つ知識を身に付けられる授業を自由に選んで履修することができ、学びを深めることができました。また、さまざまな分野をご専門にされている先生方を師事できる点も良かったです。
司法試験を受けるに当たって受講して良かった授業を教えてください
安西文雄先生の『司法演習Ⅱ(憲法)・法曹コース用』の授業が良かったです。憲法の判例を深く解説してくださったので、憲法について理解を深めることができました。
おすすめの勉強方法
論文式試験を中心に対策することです。短答式試験の方が先に実施されるため、短答をメインに勉強をしがちなのですが、短答式試験の選択肢が解けても、論文式試験を解けるようにはなりません。司法試験の最大の関門は論文式試験なので、論文式試験の対策に焦点を合わせる必要があると思います。
また、実際に勉強を進める時には、アウトプットの量を増やすことが大切です。アウトプットをすることによって、自分の課題点を新たに発見することができ、今後の学習につなげることができます。最初は論文式試験で出題される論文の書き方が分からず、心が折れそうになるかもしれません。しかし、合格者全員その思いを乗り越えて書き続けたので、頑張って問題と向き合ってください!

苦手な部分はどう克服しましたか
苦手な分野については、「他の合格者と同じくらいできれば良い」という風に割り切っていました。司法試験は全ての科目・分野を完璧にできる必要はないため、苦手な分野はある程度点を取れる状態にし、自分が得意な分野を増やしていくという手法を取っていました。
集中力が切れた時の対処法や、モチベーション維持の方法は?
勉強する科目や分野を変えて、なるべく勉強するようにしていました。私の性格上、一度机から離れてしまうと再び机に向き合う可能性が低かったため、なるべく机に向き合う努力をしていました。どうしても集中できない時は、無理に机に向かわず、諦めて寝るようにしていました。(笑)
おすすめの教材・お役立ちグッズ
【教材】判例六法、司法予備試験・司法試験の過去問
【グッズ】ストップウォッチ

これから司法試験を受ける明大生へのメッセージ
司法予備試験や司法試験の合格は、「一生に一度叶えられるかどうかの夢」だと思います。それだけ、合格までの道は非常に険しく、困難を伴うものです。しかし、勉強に取り組むからには、「絶対に合格する!」という強い意志を持って努力すれば、きっと目標を達成できると思います。自分自身を信じて、頑張ってください。
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