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資格取得体験記
2023.12.11

国家公務員総合職試験に合格!資格取得体験記|村上正晃さん(法学部4年)

法学部学生資格

資格試験・難関試験に合格した明大生を紹介する「資格取得体験記」。今回は、法学部の村上さんが、国家公務員総合職試験の合格体験を紹介してくれます!

合格体験を紹介してくれた方村上正晃さん(法学部4年)

愛媛県出身で、小学2年生から高校3年生まで硬式野球をしていました。大学では小規模自治体のインターンシップに参加し、公務員になるための土台作りをしました。

合格した試験 国家公務員総合職試験
行政研究所所属期間 大学1年次~大学4年次

行政研究所で学ぶことを決めた理由は?

明治大学法学部に合格した後、大学で何を目標とするべきか迷っていました。そのような中で、パンフレットを眺めていたところ、行政研究所での活動が紹介されており、初めは単なる興味本位で入所しようと考えました。その後、小規模自治体のインターンシップを経験し、公務員を目指すことを決意しました。行政研究所では、大学1年次の4月から地方上級試験が終わった大学4年次の6月まで学びました。

奈良県川上村の地域づくりインターンシップでの一枚①

行政研究所での学びはいかがでしたか?

行政研究所に入所したのは大学1年次の4月ですが、国家公務員総合職を目指したのは、行政研究所で国家総合職のガイダンスがあった6月ごろです。授業では、参考書だけでは理解が難しい内容を講師の方々が分かりやすくまとめてくださったレジュメなどに助けられ、効率的に学習を進めることができました。

また、行政研究所に入所している仲間はみんな公務員を目指しているので、一人で勉強がつらくなった時もお互いに支え合いながら、モチベーションを維持することができました。行政研究所の自習室は月曜日から日曜日まで、午前7時から午後11時まで開いていたので、自分が勉強したいと思う時に存分に勉強することができました。

暗記があまり得意ではなかったため、同じ参考書を何度も繰り返し解くことを意識していました。また、3年次になると本格的に演習問題が増えるので、2年次までに一通りの基礎知識を身に付けました

おすすめの勉強方法

「時間を意識した勉強」と「オンとオフの切り替え」です。毎日勉強していると、勉強すること自体が目的になってしまい、勉強した結果どのような知識を身に付けることができるかということを忘れてしまいがちになります。そこで、例えば朝勉強を始める時に「今日は何時まで勉強する」と決めたら、その時間になると帰るようにしていました。これが「時間を意識した」勉強方法です。

「オンとオフの切り替え」に関しては、行政研究所の自習室は勉強するオンの場所として、家はオフの場所として、私の場合は場所によって切り替えすることを意識していました。特に、公務員試験は長期戦になるので、常に気を張るのではなく、自分自身と向き合う時間を作ることも必要だと感じました。

苦手な部分はどう克服したか

私は朝型の人間なので、自習室には毎日午前7時に向かっていたのですが、苦手な部分は朝一番に勉強するようにしていました。苦手な部分を早く終わらせることによって、その日の勉強リズムがつかめるようになりますし、フレッシュな頭で臨むことによって記憶の定着にもつながりました。ただ、公務員試験は100点を取る試験ではないので、得意な科目を伸ばしつつ、勉強しても苦手だと感じた科目はあまり深追いし過ぎないようにしていました。

集中力が切れた時の対処法や、モチベーション維持の方法は?

いつも一緒に勉強している友人がいたので、集中力が切れた時は一度外へ食事に行ったり、会話をしたりすることによって、休息を取っていました。また、休息を取ってもモチベーションが回復しない場合は、その日は家に帰って自分の時間を過ごしたり、趣味であるサウナに行ったりして、モチベーションの維持を図りました。

おすすめの教材・お役立ちグッズ

【教材】『国家総合職 過去問500』(公務員試験 合格の500シリーズ・実務教育出版)、行政研究所の講師によるレジュメ
【グッズ】ノイズキャンセリングイヤホン

これから国家公務員総合職試験を受ける明大生へのメッセージ

国家公務員総合職試験は、私も初めは「どれほど難しい試験なのだろう」とひるんでいたのですが、講師の方々のアドバイスを聞いて毎日努力すれば、合格することのできる試験だと感じました。

大学生活はさまざまなことにチャレンジができ、自由度が高い環境ですが、勉強といえども自分の努力した結果が直接将来につながる経験はなかなかできません。その中でも、国家公務員は日本の中枢であり、かつ、海外とも関わりの持てる、魅力的な職業です。皆さんもぜひ、行政研究所で同じ志を有する仲間と共に目指してみませんか。

本格的に公務員を目指すきっかけとなった、奈良県川上村の地域づくりインターンシップでの一枚②
公務員の仕事とは何かということを、実際の職員の方と共に働くことによって理解が深まる経験となりました
奈良県川上村の地域づくりインターンシップでの一枚③
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