
資格試験・難関試験に合格した明大生を紹介する「資格取得体験記」。今回は政治経済学部の成川さんが、公認会計士試験の合格体験を紹介してくれます!
神奈川県立横浜平沼高等学校出身です。おいしいものを食べたり出かけたりするのが好きです。
合格した試験 | 公認会計士試験 |
経理研究所所属期間 | 大学1年次~大学3年次 |
経理研究所で学ぶことを決めた理由は?
高校生の時、「とにかく公認会計士試験の勉強支援が手厚い大学に進学したい!」と考えて調べている中で、明治大学の経理研究所を知りました。合格者数が多いことや、大学の勉強との両立が強調されていたこと、受講料の補助や奨励奨学金制度があること、ゼミへの入室が必須ではなかったことなどから、明治大学経理研究所で学ぶことを決めました。
経理研究所には受講生に合わせたさまざまなコースがあり、「なるべく早く合格したい」と考えていた私に合うコースを教えていただくことができました。1年次から3年次まで在籍し、勉強しました。

公認会計士を志した理由は?
高校生の頃に、私に向いていると先生から勧められて始めた日商簿記検定の勉強が楽しかったため、「せっかくならもっと難しい試験に挑戦しよう!」と考え、公認会計士を目指し始めました。公認会計士の独占業務である監査やその他の業務には社会的意義があり、「何らかの形で社会へ貢献したい」と考えていた私にとって、魅力的でした。また、就職活動への備えをはじめ、「将来のために何かしなくては」と考えていたことも、動機の一つです。
経理研究所での学びはいかがでしたか?
入学してすぐに経理研究所に入所しました。私が受講したコースは人数が少なかったため講師の方との距離が近く、楽しく勉強することができました。3年次から割り当てられていた固定席は机も広く、同じ自習室の仲間たちも静かに勉強していたので、集中できると同時に「自分も頑張らなくては」というモチベーションをもらっていました。
公認会計士の勉強を通して、勉強ができる環境に身を置くことができるありがたさや、支えてくれた周りの人への感謝を、改めて感じることができました。

おすすめの勉強方法
人それぞれに合った勉強方法がありますが、私は空腹状態の方が勉強に集中できたので、あえて昼食を取らなかったり時間を遅らせたりして、集中力を保っていました。朝早くから夜遅くまで長い時間勉強することが苦手だったので、食事の時間を取らないことで他の受験生と比べて早く帰宅していました。お菓子や塩は勉強しながらでも食べられるのでお勧めです。また、耳栓は周りの音がほぼ聞こえなくなるため、集中するために必須のアイテムでした。
苦手な部分はどう克服したか
苦手な法律や会計処理の部分は、ただ暗記するのではなく、なぜこのような文言、会計処理になっているのかを調べたり、講師の方に質問したりしていました。ただ覚えるだけでは根本的に理解できておらず、すぐに忘れてしまうので、きちんと理解することが重要です。よく間違える部分はリスト化して、できるようになるまで何度も確認する、間違えた理由から対策を考える、テキストの表紙にミスの原因と間違えないためのこつをメモするといったこともしていました。

集中力が切れた時の対処法や、モチベーション維持の方法は?
眠くて集中力が切れた時は5~15分ほど仮眠を取ったり、やる気が出ない時は思い切って勉強をやめたりしていました。眠い時ややる気が出ない時に勉強しても、効率が悪くなるように感じていたためです。また、昼食を減らしたり抜いたりする分、1週間に1度は気分転換をしていました。自分より成績が良い受験生と比較して落ち込まないように、返却された答案練習の成績は「自分がどこを間違え、どこを得点できたか」の指標として、主に活用していました。
おすすめの教材・お役立ちグッズ
【教材】専門学校の教材
【グッズ】耳栓、お菓子、塩
これから公認会計士試験を受ける明大生へのメッセージ
公認会計士試験は、努力すれば合格できる試験です。勉強中はつらく苦しいことも多いですが、この過程で得られる知識や学びは人生にとって意味があります。皆さんが実力を発揮し、良い結果をつかみ取ることができるよう、お祈りしております。
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