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受験体験記
2025.03.14

赤本を解き「自分が今どの位置にいるのか」を分析することが大切|法学部・吉川遥菜さん

法学部受験学部別入試
受験体験を紹介してくれた方吉川遥菜さん(法学部1年)

プロフィール写真

法学部1年の吉川遥菜です!東京都出身で、高校では陸上部に所属していました。明治大学では、オープンキャンパスを運営している「学生プロジェクト」という学生団体と、明治大学法学会の委員長部に所属しています。趣味は音楽を聞くこと、カラオケ、お笑い、カメラで写真を撮ることです!

出身高校 東京都立北園高等学校卒業
入試制度 学部別入学試験で合格 高校2年生の12月ごろに受験を決意!
受験科目 国語、世界史、ドイツ語
得意科目 国語、世界史
苦手科目 ドイツ語、英語

私が明治大学を目指した理由

オープンキャンパスに行き、一番引かれたのが明治大学でした。初めて駿河台キャンパスを訪れた時、まるで企業のようなキャンパスの雰囲気に魅了されました。また、学生スタッフの皆さんがとても優しく、生き生きとしていて、「私もこんな大学生になりたい」と思いました。

明治大学について調べていく中で、明治大学は就職活動のサポートが手厚いこと、異なるキャンパスでも授業を受けることができることを知り、受験を決意しました。

私が法学部を受験した理由

私が法学部を目指そうと思ったきっかけは、オープンキャンパスで受けた模擬授業です。模擬授業を受けて、刑法や法律学の面白さを知り、「もっと学びたい」と思いました。また、法学を学ぶことで、将来社会に出た時に役に立つ知識を得ることができると考えたことも大きな理由です。

受験を迎えるまで

高校2年生

この時期は受験勉強を始めていませんでした。受験を意識はしていましたが、部活動に注力していたため、塾などに通わず定期テストの対策をする程度でした。しかし、学校の先生から「単語だけはやっておいて!」と強く言われていたので、通学の時間などに単語の勉強を行っていました。また、行きたい大学や学部を意識し始めたのはこの時期でした。

高校3年生の1学期

高校2年の冬休みに塾に通い始めました。この時期に意識していたのは、隙間時間の有効活用です。よく耳にする言葉だと思いますが、それほど大切だからです!この時期はまだ部活動をしていたため、通学時間や休み時間などの隙間時間に単語帳を読み、世界史の教科書を読んで流れを頭に入れていました。特に世界史などの社会科の科目は、高校3年の夏休みまでに一通り学び終える状態にできるよう、進めていました。また、外国語のドイツ語は、文法を一つずつしっかり理解することを意識しました。

通学の時間に何度も読み返し、流れをインプットしていました。その日に取り組もうとしている単元を読むと、より理解が深まると思います通学の時間に何度も読み返し、流れをインプットしていました。その日に取り組もうとしている単元を読むと、より理解が深まると思います

高校3年生の夏休み

この時期はとにかく勉強量が大切だと考え、塾が開いてから閉まるまで、ずっと自習室にいました。質ももちろん大切ですが、量をこなすことがより大切だと考えたからです。また、志望校の赤本を解き、「自分が今どの位置にいるのか」「ゴールまでの距離はどれほどなのか」を知り、勉強スケジュールの見直しや勉強内容の分析を行いました。勉強ばかりでつらい時期でしたが、「ここが踏ん張りどころだ」と思い、頑張りました。

入試直前

この時期は新しい問題集を始めるのではなく、今まで使用してきた問題集を完璧に仕上げることに専念しました。大学の学部別入学試験だけでなく、大学入学共通テストにも重きを置いていたため、それぞれの試験の対策を両立することが難しかったです。大学入学共通テストは基本的な問題が出題されるので、間違えた箇所についてはしっかり確認するようにしていました。また、学部別入学試験の対策としては、赤本を解き、大学の出題傾向を知ることや間違えた箇所をもう一度解くようにしていました。

おすすめの勉強方法

現代文は、練習を積むことが大切です。自分で購入した問題集でも、学校で使用しているテキストでも、さまざまな種類の問題をこなすことが重要です。同じ問題が出題されることはほとんどありませんが、同じ題材が出題されることはあります。一度理解したテーマの問題に出会うことができれば、正答率も上がるはずです。

古典は、まず「単語」、次に「文法」、最後に「背景知識」を学習することをお勧めします。この「単語」「文法」「背景知識」のいずれかが不足していると、長文を読むことが難しくなってしまいます。

古文読解に苦手意識があったため、基礎から学ぶことができるテキストを使用していました古文読解に苦手意識があったため、基礎から学ぶことができるテキストを使用していました

世界史は、資料集を活用することをお勧めします。難関大学の場合、見たことも聞いたこともないような知識が問われます。資料集を見ると、細かな知識はもちろん、絵や写真があるため視覚的に知識を覚えることができます。他の勉強に疲れた時に、休憩として資料集を読むと効率的です。

大学入学共通テストは年号がとても大切なので、自分で語呂合わせをたくさん作って覚えるようにしていました。

おすすめの教材・グッズ

【教材】『最新世界史図説 タペストリー』(帝国書院)
【グッズ】ブックストッパー

苦手科目の対策方法は?

「なぜその教科が苦手なのか」を把握することが、一番効率的で効果的だと思います。

例えば、英語などの外国語の場合、「単語力が足りていないのか」「文法が覚えきれていないのか」「長文を読むことが苦手なのか」「時間が足りないのか」「読解はできているが、時間が足りないのか」など、自分の弱点を把握し、重点的に克服していきます。

また、世界史などの社会科目が苦手なのであれば、ほとんどの理由が知識不足になると思います。そのため、まずは教科書や資料集を読み込むことをお勧めします。また、ある程度知識を覚えても問題が解けないという場合は、演習量が足りていない可能性があるので、自分に合った問題集を購入して、取り組むことが大切です。

問題集はお勧めされたものを使うのが良いと思いますが、最終的には自分で使用するものなので、自分の足で買いに行き、自分が気に入ったものを使用するのが一番良いと思います!

受験勉強を頑張って良かった、明治大学に入学して良かったと思ったことは?

自分に自信がついたことです。「明治大学に合格する」という目標を持ち、1年間という長い時間をかけ、その目標を達成したことは、とても良い経験になりました。

また、一番良かったことは、友人や先輩との出会いです。私は、学生プロジェクトと法学会に所属しています。テスト前に一緒に勉強したり、オープンキャンパスのために共に準備したり、みんなで遊びに行ったりと、充実した大学生活を送ることできているのは、仲間たちと出会えたからです!明治大学に入学したおかげで、とても楽しい毎日を過ごすことができています。

明治大学を目指す高校生・受験生にメッセージ

受験期は、とてもつらく苦しく投げ出したくなる時が何度もあると思います。私自身もそうでした。そのような時は気分転換に大学のキャンパスを訪ねてみてください。また、タイミングが合えばキャンパスツアーに参加してみてください。きっとモチベーションが上がるはずです!

「何のために自分がつらい思いをしているのか」が分かるだけでも、頑張れるはずです。そして、その苦しみを乗り越えた先には、楽しい大学生活が待っています。自分を追い込みすぎず、たまには息抜きもしながら、頑張ってください。応援しています!

オープンキャンパスで、学生プロジェクトの同期のみんなで写真を撮りました!オープンキャンパスで、学生プロジェクトの同期のみんなで写真を撮りました!
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