皆さんのお役に立てたらと思い、この度は受験体験を紹介させていただきました。ぜひ参考にしてみてください。
出身高校 | 私立鎌倉学園高等学校卒業 |
入試制度 | 全学部統一入試で合格 浪人期間の1月ごろに受験を決意! |
受験科目 | 英語、日本史、国語(漢文を除く) |
得意科目 | 英語、日本史 |
苦手科目 | 古文 |
私が明治大学を目指した理由
「就職に力を入れている大学」という面に魅力を感じ志願しました。
私が国際日本学部を受験した理由
希望の職業である学校教員の科目の教員免許状を取得できる学部であったためです。教職課程は学部によって取得できる教員免許状の種類が異なるので気を付けました。
受験を迎えるまで
高校2年生
まだ受験を見据えた勉強はしていませんでした。学校の授業をこなす日々だったと思います。しかし、英単語などは通学時間などを利用してコツコツ勉強していました。
高校3年生
第一志望に向けて自分なりに勉強していました。途中で予備校を変更するなど、決まった勉強方法を確立できていなかったことが今でも悔やまれます。日本史の勉強が間に合わず、一問一答に頼ってしまったことも敗因です。その後悔から浪人を選びました。
浪人期間の春から夏
ひたすら予備校の教材と向き合いました。この期間は大学別の出題傾向の対策などはせず、基礎を身に付けることだけに焦点を当てていました。予備校の予復習だけで十分だと思います。そして夏の模試後に志望校の方向性を決めました。
浪人期間の夏から入試直前
秋ごろから『大学入試シリーズ』(赤本)を少しずつ解き始めました。しかし、やはり予備校のテキスト中心の勉強法は最後の最後まで変えませんでした。成績は1年間通して安定していました。冬から入試直前は新しいことをやるのではなく、今までの蓄積の中に弱点がないかを探す方法で成績が伸びました。
おすすめの勉強方法
模試の復習と、日々の授業の予復習を徹底してやることです。私には反復学習が一番効果がありました。テキストは結果的に4、5周は復習しました。そして直前期は赤本だけに頼らないことです。明治大学で合否が決まる問題の多くは基礎的な知識です。入試が始まる最後の休み時間までテキストの見直しをしましょう。また、間違えた問題の全てを追わないことです。勉強したのにできなかったところから復習することをお勧めします。そこを見落とさないようにしましょう。
おすすめの教材・グッズ
【教材】『解体英熟語』、『入試現代文へのアクセス』
【グッズ】オリジナルの日本史復習ノート、ミルクティー、お気に入りの応援ソング
日本史復習ノートは、史料を貼り、レベル別や設問別に分けてマーカーやアンダーラインを引きました。また、間違えたところには星印を付け、最後まで苦手なところを可視化できるようにしました。
苦手科目の対策方法は?
古文が苦手でした。しかし、苦手な科目だけに時間を費やすのではなく、他の科目でカバーできないかと考えました。授業以外で勉強したことは、テキストの補助問題といくつかの大学の過去問だけでした。
受験勉強を頑張って良かった、明治大学に入学して良かったと思ったことは?
まだ大学に通えていない現状ですが、「学生プロジェクト」に入れたことや、クラスの友人とコロナ禍の悩みを話し合ったりする時間は、「早く学校に行きたい」と思わせてくれます。
また、国際日本学部では、企業と連携した企画が多いように感じます。社会の一部を知る上で興味深い講義も多いです。先日、Zoomを利用した男子会を開催しました。なかなか大変な時期ですが、みんなで一緒に頑張っています。
明治大学を目指す高校生・受験生にメッセージ
復習を徹底しましょう。満点を取る必要はないので、基礎をおろそかにしないことが大切です。また、進学が決まった大学が自分に合った場所だと思います。私自身、明治大学に全学部統一入学試験で合格し、入学することになるとは受験前は思いもしませんでした。
対策した大学が不合格で、チャレンジで受験した大学に合格したという例はいくらでもあります。「長い人生のたった一日なんだ」と思い、落ち着いて受験してきてください。皆さんの受験生生活が充実することを願っています!
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