
千葉県出身で、音楽鑑賞が趣味です。アルバイトはアパレル店員と塾講師をしています。大学では、学生プロジェクトという団体に所属しており、主にオープンキャンパスの運営に携わっています。
出身高校 | 千葉県立幕張総合高等学校卒業 |
入試制度 | 学部別入学試験で合格 高校2年生の9月ごろに受験を決意! |
受験科目 | 英語、国語、世界史 |
得意科目 | 英語、世界史 |
苦手科目 | 国語 |
私が明治大学を目指した理由
高校3年生の時に明治大学のオープンキャンパスに参加し、キャンパスや在学生の雰囲気を見て、「この環境なら、きっと充実した学生生活が送れる!」と思ったからです。特に「在学生がとても楽しそうだな」という印象が一番大きかったです。
私が政治経済学部を受験した理由
政治経済学部は、他の学部よりも英語のプログラムが充実していたからです。私は大学入学後に海外留学したいと考えていたので、英語を実践的に学ぶことができる授業があることを条件に、学部選びをしていました。
受験を迎えるまで
高校2年生
通学中に、英単語や古文単語を少しずつ暗記していました。また、古典文法が苦手だったので、塾に通いながら学校の授業の復習をしていました。
高校3年生の1学期
塾で多くの授業を受講し、空いた時間は参考書の学習を進めていました。『大学入試シリーズ』(赤本)にはまだ取り組まず、徹底的に基礎固めを行っていました。
高校3年生の夏休み
一日13時間を目標に、ひたすら勉強していました。また、オープンキャンパスに行くことで、モチベーションを上げていました。
入試直前
精神的につらくなることが増えたため、体調管理のためにも睡眠や休息を大切にすることを心掛けました。特に入学試験前日は赤本などは解かず、単語などの基礎的な確認を行いました。
おすすめの勉強方法
音読です。私は最初、音読から得られる効果というものを知りませんでした。しかし、いろいろな先生から音読練習を勧められ、高校3年生になってから毎日1時間、英語の長文を音読していました。すると、数カ月後には長文の内容がスラスラと頭に入るようになりました。これに関してはとにかく継続することが大事です。すぐには効果が出ませんが、出てくることを信じてしっかりとこなしていけば、必ず読解力が身に付きます。
また、赤本の使い方については、私は「分析」と「復習」を大切にしました。分析は、「この大問ではこのくらいの時間をかけるべき」「こういう問題が出たらまずはここを見る」というように、ただ解説を写すのではなく、次回以降の演習や本番で使える対策を文字にして書いていくことです。これらは自分の解き方を忘れてしまった時に非常に役立ちます。

そして復習については、特に選択科目について言えることですが、間違えた問題の復習だけでなく、その周辺の分野の復習も同時に行うことです。私は世界史が選択科目でしたが、例えば、ある人物の名前が答えられなかった場合、この人物の業績はもちろん、この人物が生きた時代に起きた大きな出来事や戦争の内容、それに関わった重要人物が行った政策、というように、地図も活用しながら、一つの問題からどんどん派生させて復習していくと、頭に入りやすくなりました。

おすすめの教材・グッズ
【教材】『関正生のThe Rules 英語長文問題集3 入試難関』(旺文社)、『英文法・語法 Vintage』(いいずな書店)
【グッズ】カラフルな付箋(単語帳の使用時に役立つ)
苦手科目の対策方法は?
私は国語が苦手だったので、文章題の正答率が不安定な分、知識問題での正答率を確実に上げることを意識しました。特に漢字は、どの学部でも必ずと言っていいほど出題されます。入試直前期になると演習に時間を掛けることになるので、漢字をはじめとする知識事項を勉強する機会が減ってしまいます。そのため、早め早めで対策しておくことをお勧めします。
受験勉強を頑張って良かった、明治大学に入学して良かったと思ったことは?
政治経済学部には高校のようにクラスがあり、私は特にここでたくさんの友人ができたので、よく一緒に遊びに行ったりご飯を食べたりしています。1年次では必修科目が多いため、普段はクラスの友人と行動することがほとんどです。また、私が所属している学生団体「学生プロジェクト」でも、先輩方との深いつながりができたり、オープンキャンパスを成功させた時には、学生プロジェクトの一員としてのやりがいを感じることができました。
高校時代に同じ目標を目指していた仲間と、今、共に同じ時間を過ごすことができているということが、何よりも幸せです。

明治大学を目指す高校生・受験生にメッセージ
私が受験生の時は、生活のほぼ全てを犠牲にして勉強に取り組む中で、つらいことがたくさんありました。模擬試験で成績が上がらなかったり、ストレスで体に異変が起きたりなどもしました。ただ、このような中でも、私は絶対に最後の入学試験の日まで諦めませんでした。合格が分かった瞬間のことは、今でもはっきりと覚えています。最後まで諦めなくて良かったと思うと同時に、ここまで支えてくれた親に対して感謝の気持ちでいっぱいになりました。
入学試験本番が近付いてきたら、あとは気持ちの問題です。他の人と比べてはいけません。自分がこれまで勉強してきたことを信じて、「絶対に受かるんだ!」という強い気持ちを持って、最後の最後まで諦めないでください。皆さんの合格を心から願っています。そして合格した際には、明治大学でのすてきな学生生活を一緒に送りましょう!

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