
神奈川県出身で、高校ではダンス部に所属していました。大学では二つのゼミに入ってマーケティングと社会学を学んでいます。また、オープンキャンパスの運営団体である学生プロジェクトに所属しています。アルバイトはカフェスタッフと塾講師をしています。
出身高校 | 私立山手学院高等学校卒業 |
入試制度 | 学部別入学試験で合格 高校2年生の1月ごろに受験を決意! |
受験科目 | 英語、国語、日本史 |
得意科目 | 英語 |
苦手科目 | 古文 |
私が明治大学を目指した理由
一つ目は、高校1年生の時に訪れた明治大学のオープンキャンパスで、先輩方がキラキラ輝いて見えたからです。二つ目は、受験期になり『大学入試シリーズ』(赤本)を解いている中で、私の得意な問題形式と明治大学の問題形式が似ていることに気が付いたからです。
私が商学部を受験した理由
高校生の時から、「将来マーケティングを学び、その経験を生かして仕事にしたい!」という気持ちが強かったため、商学部を志望しました。また、他の学部と違い、商学専門演習と総合学際演習の二つのゼミに入ることができる「ダブル・コア」のシステムがあることも、私の受験を後押ししました。現在、二つのゼミに所属していますが、マーケティングと社会学を学ぶゼミの「エスノグラフィー(※)」を掛け合わせて、深い学びを行うことができていると実感しています。
※エスノグラフィー:調査者が自ら研究対象のフィールドに入り込み、人と話したり、内側から観察したり、共に時を過ごすことで、その体験を記述し、包括的に理解しようとする手法

受験を迎えるまで
高校2年生
定期テストの範囲の学習内容を、毎回定着させることを目標に勉強を行っていました。毎日、朝のホームルームで英語の単語テストが実施されていたことと、各授業でも小テストが多かったことから、単語・文法などの基礎を固めていました。

高校3年生の1学期
高校3年生の4月に現代文の解き方が安定しないことに不安を覚え、塾に通い始めました。5月の半ばまでは部活動の引退式に向けた練習をしていたため、部活動と両立させることを意識し、塾の予習・復習に集中して取り組んでいました。
高校3年生の夏休み
夏休みの序盤に受験予定の大学の赤本を1年分解き、時間配分や問題の難易度など、今の自分と志望校のレベルがどの程度離れているか確認した上で、夏休みを過ごしました。文法・単語・基本用語の定着などを行うことができる最後のチャンスだということを意識して勉強していました。また、規則正しい生活を送ることを心掛けていました。

入試直前
家族との食事の時間が、唯一の心休まる時間でした。勉強は、新しいことはあまりせず、今まで解いた赤本や塾のテキストなどの間違えた問題を重点的に復習していました。
おすすめの勉強方法
何時間勉強する、などという「時間ベース」ではなく、1カ月・1週間単位で必ず仕上げたい勉強内容を決めて「量ベース」でのタスク管理をすることです。
私の場合、時間ベースにしてしまうと、ただ机に向かっている時間も勉強時間に含めてしまい、勉強をしている気になっているだけで実際は身に付いていないという時期がありました。量ベースのタスク管理にすると、自分のやるべきことを意識しながら日々を過ごすことができます。また、予定のタスクが終われば息抜きの時間を確保することができるので、精神の安定につながりました。
おすすめの教材・グッズ
【教材】『はじめての入試現代文 正解へのアプローチ』(河合出版)、『大学受験スーパーゼミ 全解説 実力判定 英文法ファイナル問題集 難関大学編』(桐原書店)
【グッズ】自分の好きな色のかわいいタイマー

苦手科目の対策方法は?
私は、古文が苦手科目でした。苦手と感じる要因の一つに、基礎がしっかりしていないことが考えられます。私は古文単語と文法を暗記していなかったため長らく古文が苦手で、苦手だから勉強したくないというような負の連鎖の中にいました。しかし、夏休みに単語と文法、古文常識を定着させたことと、毎日必ず古文の問題に取り組んだことで、赤本での得点率を2割ほど上げることができました。

受験勉強を頑張って良かった、明治大学に入学して良かったと思ったことは?
自分の中で「やり切った!」と思うことができる経験を手に入れたことです。私にとって受験期間は、弱い自分と向き合う時間でした。不安に押しつぶされそうな日々の中、自分を信じて努力した経験は、大学生となった今も生きています。また、家族の支えを改めて感じ、感謝の気持ちが大きくなりました。
明治大学に入学して良かったことは、良い友人に恵まれたことと、常に自分が成長する機会があることです。商学部はクラス制度のため、高校生の時のような仲の良い友人ができて、毎日楽しいです。ゼミや資格の勉強、サークルなど、個々で頑張っている友人たちの姿を見ると、私も頑張ろうと刺激を受けます。

明治大学を目指す高校生・受験生にメッセージ
志望校に合格する一番の近道は、「赤本の研究」です。大学・学部ごとに問題の傾向は大きく異なります。例えば英語の場合、空所補充問題と正誤問題のどちらが多いかや、記述問題や単純な文法問題の有無などは、大学によって異なります。高校3年生の春には、第一志望の赤本を見て傾向を把握してから、明確なゴールを意識した上で勉強に取り組むことをお勧めします。
受験は合格・不合格と結果が分かりやすく出てしまうものではありますが、結果に関わらず悔いの残らない受験になることを心から願っています。

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