
総合数理学部 現象数理学科2年の中澤大翔です!将来は教員を目指しているので、教職課程で教育職員免許状の取得を目指して勉強をがんばっています。また、明治大学のオープンキャンパスを運営する「学生プロジェクト」という団体に所属しています。
出身高校 | 埼玉県立熊谷西高等学校卒業 |
入試制度 | 大学入学共通テスト利用入学試験(前期日程)で合格 高校3年生の7月ごろに受験を決意! |
受験科目 | 国語の近代以降の文章、数学I・数学A、数学II・数学B、化学、英語(リーディングおよびリスニング) |
得意科目 | 数学、化学 |
苦手科目 | 国語 |
私が明治大学を目指した理由
全国的な知名度の高さと、就職活動のサポートの手厚さ、充実した設備に魅力を感じて、志願しました。キャンパスの立地の良さも理由の一つでした。
私が総合数理学部を受験した理由
数学の教員免許が取得できる学部であること、総合数理学部の理念である「社会に貢献する数理科学の創造・展開・発信」が、私の学びたい内容に近いと感じたことから志望しました。中でも「数学を使って身の回りのさまざまな現象を解き明かす」ことを主とする現象数理学科を選びました。
受験を迎えるまで
高校2年生
部活動が忙しく、あまり勉強する時間が取れませんでしたが、とにかく「毎日少しでも勉強する」ことを目標にして全科目の基礎固めを行っていました。数学は得意で好きな科目だったので、予習を行っていました。英単語の暗記は1年生の時からずっと続けていたため、この時期には単語帳を1冊終わらせていました。


高校3年生の1学期
3年生になってからは、科目ごとに詳細な目標を立てていました。例えば「数学は場合の数と確率、ベクトルに強くなる」「英語は長文読解に強くなる」「化学は無機分野を仕上げる」などです。また、私は「1日12時間勉強する!」といった時間での目標ではなく、「このページや単元までを終わらせる」といった勉強内容での目標を立てていました。勉強した時間を意識してしまうと、いつの間にか時間を経過させることが目標となってしまい、効率的な勉強ができなかったからです。
高校3年生の夏休み
部活動を完全に引退して、勉強に力を入れ始めました。数学と英語は毎日勉強していました。数学はひたすら演習を繰り返し、丸付けができたら自分自身に解き方を説明するという方法で勉強していましたが、今思えばこの効果は絶大なものでした。英語は引き続き長文読解を続けシャドーイング(※)を行っていました。苦手な国語からも逃げずに勉強していました。勉強時間を目標にはしていませんでしたが、結果的に1日10時間以上は勉強していました。
※シャドーイング:英文を見ずに英語音声を聞きながら、0.5~1秒後を追いかけるようにまねして発音する英語学習法
入試直前
模擬試験の結果から苦手なところを見つけ出してそれを克服することと、『大学入試シリーズ』(赤本)で出題傾向をつかみ対策することを繰り返しました。SNSも断ち切り、自分との戦いになっていました。
おすすめの勉強方法
「時間にとらわれない勉強」は私にとって最良の勉強法でした。しかし、自分に合う勉強法は人それぞれで異なるため、他の人の勉強法をそのまま取り入れても、必ずしも成績が伸びるわけではありません。まずは「自分に最も合う勉強方法を見つけること」をお勧めします。
おすすめの教材・グッズ
【教材】『大学への数学 1対1対応の演習』(東京出版)
苦手科目の対策方法は?
苦手科目だからといって勉強しないままでいると、いつになってもできるようにはならないので、1日5分でも良いので勉強することが大切です。継続していれば、いつかきっと「意外と面白いかも」と感じる時が来るはずです。
受験勉強を頑張って良かった、明治大学に入学して良かったと思ったことは?
受験を通して、かなりの精神力や忍耐力を培うことができました。また、明治大学に通う学生はみんな友好的なので、お互いを高め合いながら学ぶことができる環境です。

明治大学を目指す高校生・受験生にメッセージ
受験までの時間は、長いようで意外と短いです。本当に「気付いたら受験だった」という感覚です。受験当日や受験後に「もっと勉強しておけば良かった」と後悔しないためにも、今のうちから1日でも早く、1分でも多く勉強してください。応援しています。

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