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2016.10.01

【政治経済学部】森下正ゼミナール

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複雑な産業社会の動きを企業の視点から解明する

■ゼミ概要紹介
企業の約99%が従業員数300人未満の中小企業で、働く人々の約70%がそこに勤務しています。グローバル経済時代の今、大企業だけではなく中小企業も、国際的な事業展開をすることが当然のこととなってきました。
多種多様な業種と業態からなる産業社会の実際の動きを、中小企業による生産・販売活動、研究開発や連携活動、あるいは町おこしや村おこしの視点から解明していきます。

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《紹介者》政治経済学部4年 ゼミ長 中村 太紀さん  紹介者(写真左)と森下先生
私の研究テーマ「地域資源を活かしたブランディング戦略」「企業城下町の中小製造業における現状と課題~革新の必要性~」


■森下ゼミではこんなことを学んでいます!

森下ゼミでは、「地域資源班」と「企業城下町班」の2班に分かれて、中小企業の研究を軸とした卒業論の執筆を行っています。「地域資源班」では、衰退する地域経済の問題解決に向け、地域資源を活用した地域の中小企業の活性化策を研究しています。一方、「企業城下町班」では、企業城下町の中小企業が今後生き残るために必要な経営革新の有用性を探っていきます。どちらの班も、「三現主義(現場、現物、現実)」の考えに基づき、企業へのヒアリング活動を通して、実際の現場で求められる理論を提唱していく方針です。

■アピールポイント
森下ゼミでは、ヒアリング調査を中心とする課外活動が活発に行われています。実際、私たちのゼミでは年に3回以上のヒアリング調査を行い、合計で100件以上の企業へ訪問した実績を持ちます。ヒアリング活動では、企業活動の「現場」に赴き、そこで作られている「現物」に触れ、経営者と話をして「現実」を知ることを目的としています。この活動を通して、机上の空論では終わらない「生の経済」を体感することができるのです。

■ゼミの雰囲気
森下ゼミには、「辛く楽しい」雰囲気があるといえます。1回のヒアリング調査を行うためには、1ヵ月以上にも及ぶ準備期間が必要となります。その間、ゼミ生は同期との「協働作業」により、ヒアリング調査の計画・運営を進めていきます。そのため、森下ゼミでは求められる課題の量が自然と多くなりますが、辛いと思えることでも乗り越えていくことで、学ぶことの楽しさ、そして、同期と協力して物事を進めることの喜びが得られるのです。

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毎週木曜日1限からゼミを行っています

■先生の紹介
から見た森下先生は、一言でいえば「熱い!」先生です。
森下先生は「三現主義」の考えのもと、多くの経営者と実際に対話をして、研究しています。また、私たち学生への関心も深く、熱心に指導してくれます。

■私はこんな理由でゼミを選びました!
私にとって森下ゼミが、自身の成長にとって欠かすことのできないゼミであると感じたからです。他のゼミと決定的に違うのは「社会人と接する機会が多い」点です。企業の経営者、従業員と話をする中で、自身を省みて、将来について真剣に向き合うことができます。また、中小企業に関する知識のみならず、対人会話力、積極性、社会人マナーなど幅広い能力を身につけることは、将来に必ず役に立つものであると考えています。

森下ゼミあれこれ
■男女比・人数
男性17人:女性7人=24人
■OB・OGの主な進路先
【製造業】キーエンス、ヤマハ発動機、カルソニックカンセイ、日酸TANAKA
【卸・小売】日立物流、パール金属、マクニカ
【サービス業】アビームコンサルティング、日本経営、大塚会、京セラドキュメントソリューション
【その他】明治大学
■研究室の秘密道具・グッズ
森下ゼミには、固定の研究室がありません。しかし、歴代の先輩方によって受け継がれてきた、ヒアリング調査に向けた貴重なノウハウが残されています。これらは、実際のモノづくり企業の生産現場からヒントを得たものです。森下ゼミでは、情報共有ツールである「あんどん」、より良い作業効率を実現するための思考方式である「カイゼン」など、現実の企業でも取り入れられている組織運営理論を実践しています。

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