Meiji NOW 明治とつながる 今をつたえる。

Pick Up
ようこそ研究室へ
2025.07.28

科学、芸術、哲学を学び、作品制作を通して自分の「好き」を追究|経営学部・畑一成ゼミ

経営学部教員学生ゼミ・研究室

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は経営学部の野々山さんが、畑一成ゼミナールを紹介してくれます!

集合写真

ゼミ概要紹介

畑ゼミは「想像力を通じた科学と芸術の融合に関する哲学的研究」をテーマに、科学・芸術・哲学を学びながら、自分の「好き」を追究していくゼミです。哲学の視点からアプローチして自分の興味を深く掘り下げ、作品の制作につなげるまでの方法を学び、実践します。さらに、制作した作品への感想やアドバイスをお互いに共有し、多角的な視点を身に付けます。まだ3期目と新しいゼミで、ゼミ生の興味を取り入れた授業が展開されています。

畑ゼミではこんなことを学んでいます!

研究内容は、ゼミ生それぞれで異なるため、演劇やドラマ、衣装、お笑いなど、ジャンルは多岐にわたっています。ゼミ活動の場も学内に留まらず、学内の団体や学外まで活躍の幅を広げています。

このような個人ベースでの研究の他、2年次のゼミでは色彩や形態、言葉、音を再認識し、粘土を使った作品の制作や身の回りの音を用いて「恐竜の鳴き声」を再現するなどの創作活動を行いました。その他にも、哲学をビジネスに生かす方法を、例を用いて学ぶことで、知識を深めています。

普段のゼミの様子普段のゼミの様子

アピールポイント

「学業の他にやりたいことがある」「芸術や哲学に興味がある」「自分の『好き』をとことん追究したい」という方にお勧めのゼミです。自由度がとても高く、ゼミ生の興味・やりたいという声を積極的に取り入れています。

現段階では、美術館などでのフィールドワークも予定しており、座学だけでなく学外での活動や、手を動かして創作活動をする機会が豊富です。同じテーマでも人によって捉え方が異なるため、毎回新たな発見があり、刺激を受けます。

美術館を訪れた際の一枚

ゼミの雰囲気

畑先生の穏やかなお人柄もあり、いつも和やかな雰囲気です。ゼミ生それぞれでやりたいこと・やっていることの方向性が違うため、自分とは関連がなかった世界にも触れることができて、毎回新たな発見があります。また、制作の時間にはゼミ生同士で会話をしながら行い、発表の時にも感想や質問をお互いに伝えます。先生からもアドバイスをいただけるので、コミュニケーションを取る機会が多いです。

ゼミで制作した作品ゼミで制作した作品

先生の紹介

畑一成先生

いつも優しく、安心感のある先生です。専門は哲学で、ドイツに9年弱いた経験があり、美術大学でも授業を行っているなど、経験と知識が共に豊富なので、さまざまな観点からの考え方を教えてくださいます。

私はこんな理由でゼミを選びました!

私が畑ゼミを選んだ理由は、二つあります。一つ目は、元々行っていた明治大学シェイクスピアプロジェクト(※)での活動に力を入れたかったためです。2年次には、衣装デザイナーという役目を担っていたため、その活動と両立でき、さらにゼミで学ぶ芸術分野なども活用できそうな点に魅力を感じました。二つ目に自分が興味のあることを追究できる点です。以前から興味があった「本の魅力をより多くの人に伝えるには」というテーマについて、このゼミで深めていけると感じたため、畑ゼミを選びました。

※明治大学シェイクスピアプロジェクト:明治大学主催の学校行事として、シェイクスピア作品を上演する日本最大規模の学生演劇。原文の翻訳をはじめ、演出、企画運営、舞台美術など、公演に関わる全てのプロセスを明大生が手掛けている

畑ゼミあれこれ

人数

3年次:8人、4年次:4人(他3人は留学中)

OB・OGの主な進路

食品製造業、建設業、金融業、情報通信業

ゼミの情報を紹介してくれた方野々山未祐さん(経営学部3年・神奈川県立多摩高等学校卒)

紹介者と先生 紹介者(写真右)と畑先生

私の研究テーマ
「本の魅力をより多くの人に伝えるには」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

この記事をシェア