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ようこそ研究室へ
2024.11.26

自然エネルギーとEVを組み合わせ、よりスマートな電力ネットワークを研究|総合数理学部・田村滋研究室

総合数理学部教員学生ゼミ・研究室SDGs数理・データサイエンス・AI

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は総合数理学部の今井さんが、田村滋研究室を紹介してくれます!

ゼミ生集合写真

研究室概要紹介

田村研究室では、風力発電や太陽光発電などの自然エネルギーと、エネルギーの貯蔵も発電もできる蓄電池や電気自動車などを組み合わせ、よりスマートな電力ネットワークを研究しています。研究ではプログラミングを使用しますが、大学で初めて触れるというゼミ生がほとんどであり、学科での授業や研究室で基礎から学ぶことができるので、心配は要りません!

田村研究室ではこんなことを学んでいます!

研究テーマは3年次の秋学期に決め、これに基づいて一人ひとり研究を進めていきます。テーマの例としては、「1年間のEVアグリゲーター(※1)の収益」「貨物車EVの最適容量」「当日用V2G(※2)充放電計画」などがあります。4年次の週1回のゼミでは、研究の進捗報告を行い、それに合わせて課題が出され、先生と話し合いながら研究を進めています。

※1 EVアグリゲーター:EV(電気自動車)のバッテリーの充電や放電をすることによって、電力の需要と供給を管理すること、または売買する事業
※2 V2G:電気自動車と電力会社の間で、電力を相互に利用する技術

研究発表をしている様子研究発表をしている様子

アピールポイント

興味のあることについて、徹底的に研究できます。共通点のある研究をしている学生が多いので、相談しながら研究できることも良い点です。また、田村先生は丁寧にご指導くださり、個々の研究テーマや興味に合わせたアドバイスをしてくださいます!

研究室の雰囲気

一人ひとり違うテーマで研究をしていますが、全員と進捗を共有するため、常に学べる環境があります。また、定期的に懇親会が開催されるため、先生を含めて研究室の全員と親睦を深めることができます。学会発表では全員が協力し、空き時間にはみんなで観光をするなど、仲が良く団結力のある研究室です。

愛知へ学会発表に行った際の一枚愛知へ学会発表に行った際の一枚

先生の紹介

田村滋先生

ゼミ生をいつも気にかけてくださり、分からないことがあれば親身になって教えてくださる、とても優しい先生です。企業で長く活躍されていたご経験から、就職活動などに役立つ知識をたくさん教えてくださいます!

私はこんな理由で研究室を選びました!

再生可能エネルギーに興味があり、この研究室であれば、CO2削減などの社会問題解決へのアプローチ方法を学べるのではないかと考え、選びました。また、1、2年次のゼミで田村先生の授業を履修した際、学生思いのとても信頼できる先生だと感じたことも理由の一つです。

田村研究室あれこれ

人数

3年次:7人、4年次:6人、修士1年次:1人

OB・OGの主な進路

ソフトバンク株式会社、株式会社リコー、東京電力パワーグリッド株式会社、警察庁、NTTアノードエナジー株式会社、関西電力送配電株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社日立製作所、株式会社東芝、コンチネンタル・オートモーティブ・ジャパン株式会社、富士通株式会社、パナソニック システムソリューションズ ジャパン、BIPROGY株式会社など

研究室の情報を紹介してくれた方今井杏香さん(総合数理学部4年・富士見高等学校卒)

紹介者と先生紹介者(写真左)と田村先生

私の研究テーマ
「九州のEVチャージャーの必要口数の検討」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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