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ようこそ研究室へ
2024.12.16

データサイエンスを駆使して、持続可能な畜産業の確立を目指す|農学部・佐々木羊介研究室

農学部教員学生ゼミ・研究室SDGs

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は農学部の岡安さんが、佐々木羊介研究室を紹介してくれます!

ゼミ生集合写真

研究室概要紹介

佐々木研究室では、「食料資源の確保を目的とした持続可能な畜産業の確立」に貢献することを目的として、疫学的アプローチやデータサイエンスを駆使して、以下のプロジェクトを実施しています。

1.データサイエンスを活用した安心・安全な養豚生産の確立
2.高収益・低環境負荷・アニマルウェルフェア(※)向上を目指した飼養技術の開発
3.疫学的アプローチによる家畜感染症の発生予防に資する防疫体制の確立

※アニマルウェルフェア:動物が身体的にも精神的にも健康に生きられるよう、快適な環境下で飼育すること

研究室の様子。ゼミ生同士助け合いながら研究を進めています研究室の様子。ゼミ生同士助け合いながら研究を進めています

佐々木研究室ではこんなことを学んでいます!

主に牛、豚、馬について研究しています。研究テーマの例としては、「黒毛和種の分娩間隔を長期化させる要因の探査」「画像解析を用いた豚の行動判別」「繁殖牝馬の流産発生リスクに関する研究」などがあり、内容は多岐にわたります。研究に用いるデータは、農場からご提供いただくこともありますが、自分たちで収集しに行くことも多く、全国各地に赴いています。学会への参加も積極的に行っており、2024年9月に開催される日本畜産学会 第132回大会には、研究室から7人が参加予定です。

養豚場でデータ収集している様子養豚場でデータ収集している様子

アピールポイント

佐々木研究室は、学生それぞれが興味を持つ研究テーマに、積極的に取り組むことができる環境が整っています。佐々木先生や仲間とのディスカッションを通じて、自分の研究アイデアを形にすることができます。また、研究ではデータ解析をメインに行うため、社会に出てから必要なPCスキルが必然的に身に付くとともに、週2回行われるゼミ活動でプレゼンテーション能力を高めることもできます。

ゼミでの発表の様子ゼミでの発表の様子

研究室の雰囲気

めりはりのついた研究室です。みんなで旅行をしたり、食事に出掛けたり、先生も一緒にイベントに参加したりと、とても仲が良く、さまざまなことに積極的なメンバーが集まっています。研究では、それぞれの研究内容に対して先輩・後輩関係なくお互いに助け合い、精進する姿勢が見られます。とても充実した学生生活を送ることができています。

6月の農学科のバレーボール大会で優勝しました!6月の農学科のバレーボール大会で優勝しました!

先生の紹介

佐々木羊介先生

研究についての相談だけでなく、学生一人ひとりのさまざまな悩みに、親身になって寄り添ってくださる先生です。

私はこんな理由で研究室を選びました!

もともと私は、動物に関する研究をしたいと考えていました。また、将来必要とされる技術や考え方を学びたいとも考えていたため、AIなどの機械学習の分野やデータサイエンスに興味がありました。動物生産学研究室(佐々木研究室)では、これらについて学ぶことができると考え、入室を決めました。また、授業や研究室紹介の際の先生の説明が分かりやすかったことや、研究室の雰囲気が自分に合いそうだと感じたことなども、研究室を選ぶきっかけになりました。

佐々木研究室あれこれ

人数

16人

OB・OGの主な進路

食品業界、大学院進学など

研究室の情報を紹介してくれた方岡安将晃さん(農学部4年・開智高等学校卒)

紹介者と先生紹介者(写真左)と佐々木先生

私の研究テーマ
「機械学習を活用した画像認識アルゴリズムによる豚の行動判別システムの開発」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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