ゼミ概要紹介
現在日本には、さまざまな商品を私たちに供給している企業が数多く存在します。商品は値段によって価値を把握することができますが、その商品を供給している企業の価値は果たしていくらなのでしょうか。私たち奈良ゼミは企業の真の価値を、企業が公表している財務諸表や決算資料などを読み込み、評価するという研究を行っています。
奈良ゼミではこんなことを学んでいます!
「黒字経営だからその企業は安全である」というのは一見正しいように感じますが、実はそのように言うことはできません。「黒字経営の企業の裏側を見てみると、倒産危機の状態だった」、逆に「赤字経営で危険な企業のように見えて、実は着実に成長して将来が有望である」というようなことが現実で起こっています。そこで私たちは、企業の売上高や利益、負債や資本がどれくらいあるのかが記されている財務諸表や決算資料を読み込んだり、業界の動向を考察したりします。それによって、企業がどのように経営しているか、投資家達からどのような評価を受けているかを把握し、その企業の安全性・収益性・効率性・将来性などを判断して、真の価値を算出しています。
アピールポイント
正直なところ、奈良ゼミで研究している内容は簡単ではありません。その代わりに、さまざまな業界についての知識が付いて視野が広がるだけでなく、社会に出て必要とされる分析力や主体性も身に付きます。だからこそゼミ活動にやりがいを感じることができ、刺激的なゼミ活動を行えます。そして、奈良ゼミだからこそ学ぶことができる内容を研究しているので、周りの学生と差別化を図ることができていると、自信を持って言うことができます。また、Excel・Word・PowerPointのスキルに加え、ビジネスメールなど社会で役立つ知識が身に付きます。私たち自身、奈良ゼミに入室したことでさまざまな知識やスキル、そして新しい考え方が身に付きました。

ゼミの雰囲気
中途半端な気持ちでゼミ活動に参加する学生が一人もいなく、一人ひとりの意識が高いです。それぞれの個性も強いので、ゼミ生に囲まれているだけで刺激になります。ゼミ活動中はお互いの向上のために切磋琢磨し、みんなが団結して臨んでいます。またメリハリがきちんとあり、オフの時はゼミ生同士仲が良く、集中している時には想像がつかないくらい和気あいあいとしています。奈良ゼミでは、このようなかけがえのない仲間と日々活動しています。
先生の紹介
とても穏やかで優しい先生でありながら、厳しくするところは厳しくしてくれます。そして一人ひとりに親身になって接してくれます。先生自身が、アナリストとして第一線で職務に従事していた経歴を持っていることに加え、さまざまな業界に精通しているので、アドバイスが適格で丁寧です。またお酒がとても好きで、ゼミ生たちと先生で食事に行く時には、たくさんの話をしてくれます。このような先生の下で活動しているので、ゼミ生のモチベーションが下がることがありません!
私はこんな理由でゼミを選びました!
純粋に「企業評価」というテーマに魅力を感じたからです。企業が公表している数値を全て信用するのではなく、その数値を用いて、企業がどのように経営しているか、投資家達からどのような評価を受けているかを評価するという研究内容に、大変興味を持ちました。実際この事は奈良ゼミにおける醍醐味だと私は感じています。数値などを用いたりする必要がある会計分野の研究内容なので、奈良ゼミを敬遠する学生も多いですが、確実に自分にとってためになるゼミであると確信を持って言えます。
奈良ゼミあれこれ
男女比・人数
男性9人:女性4人=13人
OB・OGの主な進路先
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社かんぽ生命保険、KPMGコンサルティング株式会社、KDDI株式会社など
金融業界に就職する先輩が多いです。そして先輩たちの中には、自分の調査した会社に就職した人もいました!
化学・繊維業界を調査しています。その中でも繊維を扱っている、旭化成や東レなどを担当しています。2年生では、財務諸表や決算資料を参考にして旭化成のさまざまな動向に注目し、今後3年間分の業績予想と株価評価を行いました。3年生では業界全体の調査を行い、狭く深く調査した前年とは逆に、広く浅く調査することを目標に活動していきます。
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