
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は文学部の西村さんが、久保田俊彦ゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
久保田ゼミでは、テキストを数量的に分析する計量言語学について学んでいます。特に、計量的な著者特定(※)に焦点を当て、テキストの取り扱いや基本的な統計手法の習得を目指します。教科書に載っている著者特定研究の重要な方法を実際に自分で行うことで、理論や方法への理解を深めます。使用するデータは、英語と日本語の文学作品の他、映画の脚本など、多岐にわたります。
※著者特定:単語のチョイスや読点の使用箇所など、文章の特徴から該当文章の著者を特定すること
久保田ゼミではこんなことを学んでいます!
「著者特定」というと小難しく思われるかもしれませんが、実際は細かい作業の繰り返しで、該当人物特有の「書き癖」に基づき、その文章を書いた人物を見つけ出すということです。誰にでも「その人ならではの癖」は存在し、かつ無意識に現れるため、人文学的な研究以外では、犯行声明や脅迫状の書き手特定などにまで発展させることができます。

アピールポイント
少人数のゼミなので、一人ひとりが先生からのフィードバックをしっかりと受けることができます。使用するソフトウエアは、普段使用することのない専門的なものですが、初歩的なところから丁寧に使い方を教えていただけるので安心です。ゼミ活動ではPCで作業することがほとんどであるため、ExcelやWordなどのPCスキルも向上します!
ゼミの雰囲気
先生をはじめ穏やかな人が多く、ゆったりとした雰囲気のゼミです。体育会に所属しているゼミ生など、さまざまな人と交流の輪を広げることができます。また、リラックスした雰囲気のため、伸び伸びと研究することができます。

先生の紹介
久保田俊彦先生
授業中にも時々冗談をおっしゃるなど、ユーモアあふれる優しい先生です!分からない箇所を質問すると、該当部分だけでなく関連事項についても詳しく丁寧に説明してくださいます。PC作業の際には、私たちゼミ生の進捗状況を見ながらその場でアドバイスをしてくださるので、PC操作に自信がない学生も安心して活動できます。

私はこんな理由でゼミを選びました!
私はもともと英語学系のゼミに進もうと考えていました。久保田ゼミは、英語学的な研究に加え、統計的な分析方法を学ぶことができるため、ここでの学びが将来に生きてくると感じ選択しました。
久保田ゼミあれこれ
人数
12人
OB・OGの主な進路
一般企業
紹介者(写真左)と久保田先生
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