
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は法学部の川目さんと宮本さんが、佐藤公紀ゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
佐藤ゼミでは「歴史を旅する」をテーマに、主にダークツーリズムについて学んでいます。ダークツーリズムとは、戦争跡地や災害現場など、死や悲劇に関連する場所を訪れる観光活動のことです。ゼミでは、このダークツーリズムという概念を通じて、歴史を文化や社会、倫理といった視点から見つめ直し、多角的に分析する力を養います。
また、実際のダークツーリズムスポットにも訪問し、体験を通じて学びを深めることがこのゼミの特徴です。ダークツーリズム以外にも、歴史に関わるテーマであれば幅広い分野を研究することができるため、自分の興味関心に合わせたテーマを設定することができます。
佐藤ゼミではこんなことを学んでいます!
佐藤ゼミでは、「ダークツーリズム」を通じて、歴史的な事件や災害が起きた場所を「社会的」「文化的」「倫理的」な側面から掘り下げ、その歴史を深く理解することを目標にしています。例えば、戦争遺跡や自然災害の被災地を事例に、出来事の記憶の継承や歴史認識の形成について議論をしています。また、学問的なアプローチだけでなく、フィールドワークを通じて実際にその場を訪れ、肌で感じることも重視しています。


アピールポイント
フィールドワークとして、不定期に「ぶちダークツーリズム」を行います。これまでに、身近なところでは、明治大学生田キャンパスにある平和教育登戸研究所資料館を見学したり、横須賀にある猿島へ遠出したりしました。また、ゼミ生の自主企画で、有志で北海道の網走監獄に行ったりしました。
毎年行われる合宿では、普段なかなか行くことのできない遠方のダークツーリズムスポットを訪れます。2023年度は沖縄にある海軍司令壕公園、2024年度は北海道の三笠ジオパークの炭鉱跡を見に行きました。単なる観光で終わらせず、ゼミでの学びを生かした現地調査や意見交換を行い、それを研究成果に反映させることを目指しています。旅行が好きな方、歴史が好きな方、ゼミでアクティブに活動したい方にお勧めです!

ゼミの雰囲気
佐藤ゼミは、めりはりのある活動が特徴です。講義やディスカッションでは真剣に取り組み、全員が積極的に参加します。一方で、授業外では親睦を深めるイベントや食事会を通して和やかな雰囲気を楽しんでいます。ゼミ生同士の仲も良く、質問や相談がしやすい環境が整っています。発表の際にもリラックスして取り組めるため、人前で話すことが苦手な人でも安心です。また、先輩後輩のつながりも強く、学年を超えた交流ができる点も魅力の一つです。
先生の紹介
佐藤公紀先生
佐藤先生は、温和で優しく、ユーモアのあるゼミ生思いの先生です。学生との距離が近く、食事会や合宿にも積極的に参加してくださいます。授業では丁寧かつ的確なアドバイスをしてくださるため、ゼミ生からの信頼も厚いです。質問や相談にも親身になって対応してくれるので、学びに対するモチベーションを高めてくれます。
私はこんな理由でゼミを選びました!
川目さん:高校時代から日本史が得意だったことと、旅行が好きだったことから佐藤ゼミに興味を持ちました。また、SNSを通じてゼミの雰囲気が良いと感じたことが決め手となり、このゼミで学ぶことを決めました。
宮本さん:もともと旅行が好きで、ゼミ合宿の様子を知って興味を持ちました。フィールドワークや発表など実践的な学びに魅力を感じ、このゼミを選びました。
佐藤ゼミあれこれ
人数
28人
OB・OGの主な進路
金融、メーカー、保険、IT関連、サービス業、製造業など
写真左から:川目さん、佐藤先生、宮本さん
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