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ようこそ研究室へ
2024.10.30

国際法の視点から世界の諸問題について理解を深める|法学部・水田周平ゼミ

法学部教員学生ゼミ・研究室SDGs

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は法学部の吉木さんと堀さんが、水田周平ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ生集合写真

ゼミ概要紹介

世界の諸問題について国際法の視点から考え、理解を深めています。毎年決まった内容などはなく、テーマ決めから運営全般まで、ゼミ生が考案し決定しています。2023年度の秋学期は、欧州の人権機関である欧州評議会の方との交流を通して「AIと人権」「環境と人権」について学びました。2024年度の春学期は「移民・難民問題」についての事例検討を中心に行いました。

水田ゼミではこんなことを学んでいます!

国際問題を題材にグループディスカッションやディベートを行うことで、国際法の知識や国際問題の理解を深めつつ、グループでの探究や意見交換のスキルを磨いています。例えば、2023年度は、核軍縮をテーマに3人一組で一つの国を担当し、それぞれの国際的な立場を調べ、全11カ国の合意を目標に国際会議形式で議論を行いました。また、ゼミ内だけにとどまらず、国際機関に所属する専門家をお招きして、外部の方とも広く意見交換を行っています。

ゼミの様子ゼミの様子

アピールポイント

大きく分けて二つあります。一つ目は、学生主体で活動内容を決められることです。勉強、遊びにかかわらず、声を上げれば自分の興味・関心のあるテーマやイベントにゼミ全体で取り組むことができる環境です。二つ目は、法学部では珍しく3、4年次の合同ゼミであることです。先輩の話を聞いて学びや知識を深められることはもちろん、後輩からも日々良い刺激を受けて活動しています。

ゼミの雰囲気

吉木さん ゼミ活動中は、真面目に熱心に取り組むあまり、時には意見が対立することもありますが、先輩・後輩との壁や距離感を感じないくらいゼミ生同士の仲が良いです。イベントも多く、運動会、ハロウィーンパーティー、合宿など盛りだくさんです。

堀さん ゼミ生同士で話し合う時間がとても多いので、あちらこちらから笑い声が聞こえるような穏やかな雰囲気です。また、挑戦したいことには積極的に取り組むことができる環境なので、2024年度は明大祭に出店しようと計画中です!

ゼミ合宿での一枚ゼミ合宿での一枚

先生の紹介

水田周平先生

授業では厳格なイメージがあるかもしれませんが、とても親しみやすくユーモアのある先生です。ゼミ活動中に生じた疑問はもちろん、進路や就職活動、趣味についての話まで、親身になって相談に乗ってくださいます。

私はこんな理由でゼミを選びました!

吉木さん 2年次に水田先生の国際法の授業を履修し、国際法に興味を持ったためです。3、4年次の合同ゼミであることと、グループ活動が多いことから、さまざまな人と意見交換ができる点にも引かれました。

堀さん 3、4年次合同のゼミであることから、交流の幅を広げることができると考えたためです。実際、ゼミの活動以外でもよく一緒に遊んでいます!また、アルバイト先で外国人の友人と仲良くなったことがきっかけで、漠然と国際法に興味を持ったことも理由の一つです。

水田ゼミあれこれ

人数

3年次:19人、4年次:14人

OB・OGの主な進路

民間企業(製造、コンサルティング、IT・通信、出版、金融、インフラ、広告、人材)、国家公務員、地方公務員、大学院進学(学内・学外)など

ゼミの情報を紹介してくれた方吉木理奈さん(法学部4年・千葉県立柏高等学校卒)・堀舜太郎さん(法学部4年・明治大学付属中野高等学校卒)

紹介者と先生写真左から:吉木さん、水田先生、堀さん

グループ研究テーマ例
「国際社会はテロリズムにどう立ち向かうべきか」
「AI条約の必要性」
「日本における気候変動訴訟は日本の温暖化対策を加速させるか」
「各国の移民・難民政策の考察と評価」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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