
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は国際日本学部の森岡さんが、旦敬介ゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
旦ゼミでは、ラテンアメリカの文化について学んでいます。ラテンアメリカの映画や音楽を鑑賞したり、食文化を体験したりすることによって、この地域の魅力や特性、問題点についての考察を深めています。芸術作品に触れて感じたことや分からなかったこと、そこから考察できることを、ゼミ生それぞれが言葉にして共有することで、思考力や表現力を鍛え、芸術に対する感性を磨くことができます。
旦ゼミではこんなことを学んでいます!
主に、ラテンアメリカについてのプレゼンテーションと映画鑑賞を行っています。ゼミの時間の前半は、毎週代表者1人が、自分が決めたラテンアメリカに関するテーマについて15分前後のプレゼンテーションを行います。その後、質疑応答を行い、ゼミ生みんなでテーマに対する理解を深めます。テーマは、ラテンアメリカに関するものなら何を選んでも良いです!

後半は、ラテンアメリカの映画を鑑賞します。1本の映画を何週かに分けて見ており、さまざまな年代の映画を一学期間に5作品ほど鑑賞します。鑑賞後は、おのおのが考察したことや疑問に思ったことなどを述べ、そこから考えられるラテンアメリカ社会の特徴や問題点、その時代の人々の暮らしなどについて学びを深めています。

アピールポイント
活動内容の自由度が高いことです。ゼミで行いたいことを、ゼミ生が主体となって何でも提案することができます。また、普段あまり見る機会のないさまざまな年代のラテンアメリカ映画を楽しむことができる点も、このゼミの魅力の一つです。邦画やハリウッド映画とは違った魅力を感じることができます。
ゼミの雰囲気
和やかで、誰もが気兼ねなく自由に発言できる明るい雰囲気です。プレゼンテーション後の質疑応答が盛り上がりすぎて、映画鑑賞の時間が少なくなってしまった時もあります。また、ゼミ生同士の仲が良く、ゼミの後にみんなで食事に行ったり、学期に一度は先生もご一緒に懇親会を行ったりしています。
先生の紹介
旦敬介先生
旦先生は、ラテンアメリカ文学・アフロアメリカ文化の研究をされています。多くの著書・翻訳書があり、先生が執筆された『旅立つ理由』(岩波書店)は、2014年に第65回読売文学賞(随筆・紀行賞)を受賞しました。また、主な翻訳書には『出会いはいつも八月』(ガブリエル・ガルシア=マルケス著/新潮社)、『11分間』(パウロ・コエーリョ著/角川書店)などがあります。いつもおしゃれで、ゼミでは私たちの発言を温かく見守ってくださる優しい先生です。
私はこんな理由でゼミを選びました!
1920年代に私の先祖がブラジルのサンパウロに移住したという話を祖父から聞いたことがきっかけで、ラテンアメリカ地域に興味を持っていたからです。また、ラテンアメリカの音楽やダンスが好きで、もっとこの地域特有の文化について学びたいと考えたため、この研究室を選びました。
旦ゼミあれこれ
人数
13人
OB・OGの主な進路
日本航空株式会社、教員、起業など、さまざま
紹介者(写真左)と旦先生
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