
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は農学部の田口さんが、暁剛ゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
暁剛ゼミ(国際農業経済論研究室)は、農業経済論を基礎学問として、日本(耕畜連携)・中国(内モンゴル自治区の「半農半牧畜業」)・モンゴル国(農牧業)における農耕と牧畜の組み合わせについて比較検討を行い、環境と経済が両立する持続可能な農業の姿を模索しています。また、日本における「移民」を取り上げ、「日本社会は移民とどう向き合っていくのか」「労働力不足が課題となってきている日本の農業は、将来どうあるべきか」についても考察しています。
暁ゼミではこんなことを学んでいます!
日本は現在、カロリーベース(※1)で約60%の食料を輸入しています。これは、日本の食料や農業を取り巻く環境に大きな影響を与えています。暁ゼミでは、主に東アジア諸国の「経済」「政策」「国民生活」「農業」に関する文献を輪読し、毎週のゼミで割り当てられた担当者がレジュメを作成し、発表します。また、フィールドワーク実習を行い、実際にモンゴル国に一週間滞在して、現地の生活や文化を体験します。
※1 カロリーベース:食料自給率を算出する際の基準を、カロリー(エネルギー量)とすること。生産額を基準とした食料自給率の算出方法もある

アピールポイント
暁ゼミでは、イベントなどの行事を「みんなで協力して行う」ことを大切にしています。メンバーが互いに協力し合い、和気あいあいと楽しみながら活動することで、自由に発言することができ、さまざまな意見が飛び交うとゼミ生全員が考えています。また、フィールドワーク実習でモンゴル国を訪れ、貴重な体験ができることも暁ゼミの魅力の一つです。

ゼミの雰囲気
誰かが一人で引っ張っていくのではなく、ゼミ生全員でゼミの雰囲気を作り上げています。ゼミ生同士の仲が非常に良く、のびのびと自由に活動しています。
先生の紹介
暁剛先生
暁剛(XIAO Gang)先生は、中国の内モンゴル自治区出身です。先生によると、「暁剛」という漢字の字面が気に入っているそうです。
私はこんな理由でゼミを選びました!
農学部食料環境政策学科では2年次に「プロジェクトゼミ(※2)」という少人数授業を履修できるのですが、私が履修したプロジェクトゼミの担当が暁先生でした。そのため、暁ゼミの雰囲気を想像することができ、このゼミを選びました。ゼミに入ってから、とても自由に活動できているので、このゼミを選んで良かったです。
※2 プロジェクトゼミ:農学部食料環境政策学科では、毎学年ゼミを履修することができ、2年次に履修できるゼミのこと。3年次からのゼミ活動に備えるものとして位置付けられている

暁ゼミあれこれ
人数
3年次:11人、4年次:4人
OB・OGの主な進路
スポーツ用品店、学習塾、公認会計士、JRA日本中央競馬会など
研究室の秘密道具・グッズ
グリル鍋、電気鍋
紹介者(写真右)と暁先生
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