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ようこそ研究室へ
2025.04.28

政治や選挙について統計学でデータ分析し、「計量政治学」を研究|政治経済学部・井田正道ゼミ

政治経済学部教員学生ゼミ・研究室

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は政治経済学部の星野さんが、井田正道ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ生集合写真

ゼミ概要紹介

ゼミの研究テーマは、「計量政治学」です。「計量政治学」とは、政治現象を数値的に分析し、統計学や数学的手法を活用して政治に関する理論を検証・構築する学問分野です。私たちのゼミでは、Excelを用いて衆議院選挙結果の分析を行い、近年の日本の選挙のトレンド分析を行っています。また、私たちの代は23期であるため、OB・OGが多いということも、井田ゼミの特徴の一つです。

井田ゼミではこんなことを学んでいます!

3年次の春学期で、Excelを用いた分析手法の基礎について学んだことを基に、夏合宿以降の活動では10月末に行われる政治経済学部ゼミナール発表会に向けた準備を行います。今年は「小選挙区比例代表並立制の帰結」についての発表を行い、過去9回の衆議院選挙の結果からの分析を行いました。

政治経済学部ゼミナール発表会での様子政治経済学部ゼミナール発表会での様子

また、外国書研究の時間では、選挙についての書籍を読み進めていくことで、日本の選挙の歴史やその様相の変化について学びを深めていきます。

外国書研究外国書研究の様子

アピールポイント

社会人として重要となるスキルの一つであるExcelについて、学ぶことができます。実際に、ゼミの活動を通して学んだExcelのスキルは、企業のインターンシップに参加した際の資料作りやグループワークといった場面において、生かされることが多いと感じています。そのため、学生のうちからこのスキルについて深く学習することができるということは、井田ゼミの魅力の一つであると考えています。

井田先生による統計に関するゼミの様子井田先生による統計に関するゼミの様子

ゼミの雰囲気

先生やゼミ生がみんな優しいので、とても平和なゼミです。ゼミで分からないことがあっても、ゼミ生や先生が優しく教えてくれるので、常に意見交換をしやすい環境が整っています。自由度も高く、先生がなんでも相談に乗ってくださいます。また、普段の活動は学年ごとですが、年に数回全員で集まる機会があります。その際には、先輩方もみんな非常に優しくフレンドリーなので、ゼミに関することやそうでないことも、なんでもお話しすることができます。

先生の紹介

井田正道先生

井田先生は、とても親しみやすく優しい先生です。ゼミで分からないことがあっても丁寧に教えてくださいます。選挙について非常に博識なので、常に私たちに分かりやすく興味深いお話をしてくださいます。

私はこんな理由でゼミを選びました!

研究テーマに関心を持ったためです。私は幼い頃からデータを扱うということに興味があったので、大学入学後は経済学に加えてデータサイエンスについても学びたいと考えていました。また、18歳で選挙権を得て、政治がより身近なものに感じられるようになったことがきっかけで、選挙や政治への関心が高まりました。このような背景から、「計量政治学」というテーマに強く魅力を感じたので、井田ゼミを選びました。

パソコンを用いて統計の基礎を学んでいますパソコンを用いた統計の基礎を学んでいます

井田ゼミあれこれ

人数

18人(3年次:12人、4年次:6人)

OB・OGの主な進路

会計検査院、文部科学省、環境省、株式会社みずほ銀行、株式会社三菱UFJ銀行、損害保険ジャパン株式会社、日本生命保険相互会社、日清食品株式会社、株式会社読売新聞グループ本社、日本放送協会(NHK)、楽天グループ株式会社、ソフトバンク株式会社、アステラス製薬株式会社、興和株式会社など

研究室の秘密道具・グッズ

SPSS、Excel

ゼミの情報を紹介してくれた方星野海人さん(政治経済学部4年・日本大学第三高等学校卒)

井田先生とのツーショット写真紹介者(写真左)と井田先生

私の研究テーマ
「計量政治学」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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