
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は情報コミュニケーション学部の湯川さんと山城さんが、田中洋美ゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
田中ゼミのテーマは「Shifting Boundaries~差異と境界の社会学~」です。「昔と今」「日本と海外」「男性と女性」など、日常生活ではあまり目を向ける機会のない「差異」に着目し、そこで気づいた社会の課題について、さまざまな角度から研究をしています。ジェンダーを中心として、音楽やアニメ、ゲーム、アイドルなど、ゼミ生それぞれの趣味嗜好に合わせたテーマで日々研究をしています。
田中ゼミではこんなことを学んでいます!
田中ゼミでは、自分が興味のあるテーマを研究することができ、おのおのが自身のテーマと向き合い体系的に研究を進めています。先生との面談や、ゼミ生同士でお互いの論文を読み合ってのフィードバック交換も、頻繁にあります。また、個人研究だけではなく、さまざまな映画や映像を見てグループワークを行い、意見交換する機会も多くあります。2024年度は9月から10月に海外の方をお招きし、日本の生理に関する文化をテーマとしたグループワークを行いました。
アピールポイント
自分が研究したいテーマに、伸び伸びと取り組むことができる点が魅力です!音楽表象やアニメ分析、アイドルのMV分析など、ゼミ生の研究テーマは本当にさまざまです。春学期からの研究テーマを秋学期に大幅に変更した場合でも、手厚くサポートしてもらえる環境であるため、不安なく研究活動を進めることができます。また、座談会や合宿などの課外活動もあり、2024年度は11月末に山梨県のセミナーハウスで合宿を行いました!

ゼミの雰囲気
温和なゼミ生が多く、とても穏やかな雰囲気です。先生やゼミ生同士の距離感が近く、困った時にはすぐに相談し助け合える、安心感のあるゼミです。
先生の紹介
田中洋美先生
とても温厚で優しい先生です!授業では研究内容について親身になってアドバイスをしてくださり、合宿ではゼミ生と一緒に散歩や花火を楽しんでくださるなど、いつも私たちに寄り添ってくださいます。
私はこんな理由でゼミを選びました!
湯川さん 自分が研究したい内容を網羅的に扱えると考えたからです。もともと私はジェンダーとアイドル論に興味があり、田中ゼミではどちらも学ぶことができたため、入室を決めました。現在は研究内容を大きく変えて「CMなどのマーケティングから見る生理文化と生理のタブー」というテーマで研究を進めていますが、幅広い研究ができる田中ゼミではこのような内容も学ぶことができるので、良いゼミ選択ができたなと感じています。
山城さん 私は大学入学以前からジェンダーやセクシュアリティに関心があり、田中ゼミの過去のゼミ生が行ったジェンダーとポップカルチャーを絡めた研究テーマを知って面白さを感じ、入室を決めました。
田中ゼミあれこれ
人数
3年次:11人
OB・OGの主な進路
大手ゲーム会社、アミューズメント・レジャー業界、金融(銀行)、不動産(デベロッパー)、IT企業(SE)など
写真左から:湯川さん、田中先生、山城さん
私の研究テーマ
湯川さん:「テレビCMが与えてしまう生理への誤認―生理の理想と現実との差異―」
山城さん:「現代日本におけるトランスジェンダーのメディア表象」
Meiji NOWでは、Xアカウント(@meiji_now)で日々の更新情報をお知らせしています。Xをご利用の方は、以下のボタンからMeiji NOW公式アカウントをフォローして、情報収集にご活用ください。
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです