
ゼミ概要紹介
岩﨑ゼミ(果樹園芸学研究室)では、地球規模の環境変動が、さまざまな果実に及ぼす影響を調査し、安定した生産体系の確立や、果実品質の向上を目的に活動しています。

岩﨑ゼミではこんなことを学んでいます!
果実の生産性と品質の向上を目的に、日々実験に取り組んでいます。実験に用いる果樹は自分たちで栽培管理をしています。ウンシュウミカン・キンカン・カキ・ブルーベリー・マンゴー・パパイヤ・アセロラなど、さまざまな果樹を育成しています。研究内容の例として、ウンシュウミカンなら「糖含量増加に繋がる仕組みの解明」や、ブルーベリーなら「(目に良い)アントシアニン合成能力の研究」などがあり、各々が協力しながら1年を通して研究に取り組んでいます。

アピールポイント
研究室内での実験のほかに、農場での活動も活発に行います。大学の講義で教わったことが、農場での実践的な体験を通じて身に付くこともあります。自主的に行動することはもちろんですが、岩﨑先生は、みんなの研究の進捗具合を確認してくれるので、安心して実験に取り組む事ができます。また、収穫時期は果物が食べ放題!というところも果樹園芸学研究室ならではの魅力です。

ゼミの雰囲気
和気あいあいとしていて、仲が良いです。良い意味でマイペースかつ真面目なので、自分のペースで計画を立てることができます。ゼミでは、自分の研究に役立つ英語論文を読み込み、発表し、質問を交えながら活発な議論をします。ほかの人の発表を聞くことで、より広く知識を得ることができます。各発表の後には先生からのコメントがあり、自分では思い付かなかった着眼点で指摘をしてもらえます。

先生の紹介
学問の分野に限らず博識で、冗談も言う楽しい先生です。普段は優しく、時には厳しく指導してくれるので、メリハリが付いた研究をすることができます。しかし、学生の気が抜けているときに果樹園芸学の問題を出してくることがあるので、それにはみんな少しビクビクしています(笑)。

私はこんな理由でゼミを選びました!
興味のある分野が多く、どの研究室を選ぶか迷っていましたが、さまざまなゼミを見学している中で、岩﨑ゼミの先輩はとても親切丁寧に説明をしてくれました。その際に、研究内容に興味を持ったことと、ゼミの雰囲気に惹かれたことから、このゼミを選びました。研究内容では、かんきつ類の機能性成分の研究について、特に果皮ごと食べることができるキンカンに興味がわきました。岩﨑ゼミでは、やろうと思えば、ミクロな研究からマクロな研究まで行うことができるのも特徴です。

岩﨑ゼミあれこれ
男女比・人数
3年生 男性3人:女性3人=6人 4年生 男性5人:女性4人=9人 大学院生 男性1人
OB・OGの主な進路先
公務員(茨城県・山梨県・東京都など)、サカタのタネ、全国農業協同組合連合会(JA全農)、ヤマサ醤油、片倉コープアグリ、みかど協和、静岡ガスなど
研究室の秘密道具・グッズ
草刈機と鎌。岩﨑ゼミの必須アイテムです。
名物ゼミ生、OB・OG
大学院生の佐伯さんです。タイに留学経験があり、分からないことがあれば佐伯さんに聞けば何とかなる、とみんなに頼られています。
紹介者(写真右)と岩﨑先生
キンカンについて研究しています。キンカンは果皮ごと食べられる唯一のかんきつ類です。キンカンの果皮にはカロテノイドなど、健康に良い機能性成分が豊富に含まれています。研究では、キンカンの花芽分化期に水分ストレスを与えたときの、成熟果実への影響と機構を解明することを目的としています。

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