
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は理工学研究科 電気工学専攻の寺田さんが、熊野照久研究室を紹介してくれます!
研究室概要紹介
熊野研究室(大規模複雑システム研究室)では、主に電力分野を研究テーマとして扱っています。研究テーマは、学生自ら提案することがほとんどです。卒業研究では、実際に実験を行う「ハード班」と、パソコンでシミュレーションを行う「ソフト班」に分かれ、毎週進捗報告を行います。例年、春学期は1限がハード班、2限がソフト班、秋学期はその逆にするなど、各班1コマずつ行っています。この卒業研究の時間以外には、コアタイム(※)はありません。
※コアタイム:研究室に必ずいなければならない時間帯

熊野研究室ではこんなことを学んでいます!
最も多いのは、再生可能エネルギーに関する研究です。太陽光発電では、日射量予測をしたり、太陽光パネルを冷やしながら利用することで効率化を図ったりする研究が行われています。風力発電では、洋上でシステムの故障を減らす研究が行われています。鉄道や電気自動車についても、毎年研究テーマになっています。電気分野以外にも、旅行者の滞在時間や滞在目的に応じた旅行先の案内、スポーツの勝敗予測を行う学生もいます。

アピールポイント
研究テーマが「自由」であることが強みだと思います。学生生活最後の1年間(大学院に進学するなら3年間)、自身のやりたいテーマを扱えるかそうでないかで、確実に生活の「満足度」や「質」が変わってきます。せっかくなら楽しみましょう!
また、熊野先生は社会人経験をお持ちのため、どの場面でどういったスキルが生きるのかをご教示くださいます。特に、主体性やコミュニケーション能力を身に付けられるようご指導くださるので、年度初めと終わりで比較すると、それらの能力は確実に向上しています。
研究室の雰囲気
定期的に食事会を開催したり、長期休みにはゼミ合宿をしたりと、仲の良い研究室です。プライベートで一緒に旅行に行く人たちもいます。
先生の紹介
熊野照久先生
電気工学のエキスパートです。研究では、主にハード班の実験のサポートや研究進捗への助言・軌道修正をしてくださいます。優しく、いつもニコニコされていて、学生との距離が近く、フレンドリーな先生です。
私はこんな理由で研究室を選びました!
電力・エネルギー分野に興味はありましたが、具体的にどのような研究がしたいかまでは決まっていなかったので、研究室が決まってから自由に研究テーマを決められる点に魅力を感じました。また、これまでに何度か講義で熊野先生にご指導いただいており、先生のお人柄に魅力を感じていたことも、この研究室を選んだ理由の一つです。

熊野研究室あれこれ
人数
14人
OB・OGの主な進路
各電力会社、スーパーゼネコン各社、大手サブコン各社、鉄道会社各社、NTTグループ各社、NECグループ各社、電源開発株式会社、SCSK株式会社、東日本高速道路株式会社、AGC株式会社、株式会社日立製作所、株式会社リコー、本田技研工業株式会社、三菱電機株式会社、野村不動産株式会社、アクセンチュア株式会社、東京都庁など
紹介者(写真左)と熊野先生
私の研究テーマ
「洋上風力発電における自己修復システム」
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