
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は商学部の宮崎さんが、北田葉子ゼミナールを紹介してくれます!
ゼミ概要紹介
北田ゼミでは、西洋の歴史や文化を軸に、自分の関心に基づいたテーマについて、歴史学の手法で研究を深めていきます。2年次には西洋史の基本的な流れや重要な出来事を学び、テーマ発表会を経て、3年次から本格的な個人研究がスタートします。4年次には卒業論文として成果をまとめることを目指しますが、研究だけにとどまらず、ゼミ内でのイベントや合宿など、学年を越えた交流も盛んに行われているのが特徴です。
歴史の知識がなくても、知的好奇心と主体的に学ぶ姿勢があれば大歓迎です。文化や社会、芸術、思想など多角的な視点から「歴史」を探究できる、自由度と充実感の高いゼミです。

北田葉子ゼミではこんなことを学んでいます!
西洋の歴史や文化を幅広く学びながら、自分の興味に沿ったテーマを見つけて深掘りしていきます。2年次に古代から近現代まで幅広い時代を扱い、その中で興味を持ったテーマを自ら選び、文献を読み解きながら研究を進めていきます。
取り上げられるテーマは多様で、「フランスの宮廷文化」「ヴィクトリア女王のイメージ戦略」「ロンドンのペスト大流行が社会に与えた影響」「ジーンズがたどった歴史」「ビートルズの音楽」など、身近な話題から世界史を捉え直して学びを深めることができるユニークなものばかりです。
アピールポイント
北田ゼミの大きな魅力は、自分の「好き」や「気になる」を出発点に、伸び伸びと研究を深めることができる自由さです。研究テーマはヨーロッパの歴史や文化に関わっていれば幅広く認められており、これまでにも料理、ファッション、メディア、音楽など、一見歴史と距離のあるような切り口からアプローチしたユニークな研究が多く見られました。ゼミのイベントも学生の企画をもとに自由に行われており、西洋料理を自分たちで調理して楽しむ会なども実施されました。
ゼミの雰囲気
北田ゼミは、落ち着いた雰囲気の中にも温かさとにぎやかさがある、居心地の良いゼミです。歴史が大好きで入った人から、「何となく面白そう」という理由で入った人までいるので、専門的知識の有無にかかわらず、おのおの自分のペースで研究を行っています。毎年行われるゼミ合宿では、研究発表や意見交換だけでなく、観光やレクリエーションを通して、学年を越えて交流を深めることができます。

先生の紹介
北田葉子先生
北田葉子先生は、近世イタリアを専門とする歴史研究者で、西洋文化史の授業も担当されています。学生の自主性を尊重しながらも、文献の選び方や考察の方向性について的確にアドバイスしてくださる、頼れる存在です。
私はこんな理由でゼミを選びました!
高校では世界史を選択していませんでしたが、西洋の歴史や文化に興味があり、特に「ベルサイユのばら」などのコンテンツ作品を通じてフランス宮廷のきらびやかな生活に引かれていました。北田ゼミでは、こうした個人的な関心を出発点にして研究を深めることができると知り、自由なテーマ設定ができることに魅力を感じて選びました。
ゼミに入室後は、同じように西洋史に興味を持っている仲間たちと出会い、お互いの研究を共有する中で、自分にはなかった視点や考え方にも触れることができて、視野が広がりました。自分の興味を大事にしながら学びを深められるこの環境は、大学生活の中でも特に心地よく、今ではゼミの時間が楽しみの一つになっています。
北田ゼミあれこれ
人数
41人
OB・OGの主な進路
一般企業(商社、銀行、コンサルティング)、教員、アナウンサー、大学院進学など
紹介者(写真右)と北田先生
私の研究テーマ
「ルイ14世時代のフランス宮廷」
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