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ようこそ研究室へ
2026.06.22

民事訴訟法を原告・被告・裁判所の三つの立場から模擬裁判形式で議論。身近な紛争解決のリアルを学ぶ|法学部・岡田洋一ゼミ

法学部教員学生ゼミ・研究室

明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は法学部の保坂さんが、岡田洋一ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介

民事訴訟法について、判例に基づいた事例を検討・議論しています。活動は四つの班に分かれ、各自が選んだ判例事例の概要、論点、学説などを週替わりで発表します。発表後は、残りの班が原告・被告・裁判所の三つの立場に分かれて主張をぶつけ合い、模擬裁判のような形式で議論を深めます。このように、実際の裁判をイメージしながら論点や対立点を明確にすることで、全員で理解を深めています。

ゼミの様子ゼミの様子

岡田ゼミではこんなことを学んでいます!

民事訴訟とは、個人や法人の間で発生した紛争解決を目的とする裁判と、その一連の手続きを指します。裁判官がいても、ルールがなければ裁判は行えません。そのルールこそが「民事訴訟法」です。

しかし、ルール通りに運用するだけでは、事例によって処理に困る「解釈の問題」が生じます。例えば、「一度裁判で決まったことは、二度と争うことはできない」という決まり(既判力)があります。交通事故に遭い、裁判で慰謝料や治療費を得たとして、その後に後遺症が見つかった場合、治療費を支払った側は「一度払ったのだから、もう支払う必要はない」と主張し、受け取る側は「新しい後遺症なのだから、別個に裁判できるはずだ」と主張したくなります。

このとき、「ルール上、再度の裁判はできないのか」「どちらの言い分を認めるべきか」という解釈の問題が発生します。岡田ゼミでは、こうした事例について対立する主張を議論して、検討しています。

他大学と合同ゼミを行った時の様子他大学と合同ゼミを行った時の様子

アピールポイント

法律、特に訴訟法を学ぶ際は、今自分が何を学習しているかを見失ってしまうことがあります。岡田ゼミでは、実際の訴訟をイメージしながら議論するため、「問題点はどこか」「どのように論理が展開されるか」など、学習内容を常に意識できます。

また、毎回のゼミで全グループに役割がある「全員参加型」のため、取り残される心配もありません。合宿や裁判所見学、他大学との合同ゼミなど、イベントが豊富な点も魅力です。

ゼミ合宿で軽井沢に行った時の様子ゼミ合宿で軽井沢に行った時の様子

ゼミの雰囲気

グループ内での発表準備やグループ同士の議論を通じてコミュニケーションを取る機会が多く、ゼミ生同士の仲が深まる和やかな雰囲気です。岡田先生は、間違いの指摘や議論が脱線しないようアドバイスをくださいますが、基本的にはゼミ生の自由な議論を見守ってくださいます。そのため、全員が思ったことを発言でき、活発な議論を交わせる環境が整っています。

先生の紹介

岡田洋一先生

「民事訴訟法」「民事執行・保全法」の授業を担当し、研究テーマは「知的財産法をめぐる訴訟法上の問題点」です。ゼミでは的確なアドバイスをくださる、優しく安心感のある先生です。そんな先生のお人柄が、ゼミの雰囲気にも表れています。

私はこんな理由でゼミを選びました!

2年次に「民事訴訟法」を履修し、訴訟における手続きの重要性や奥深さに気づいたことがきっかけです。1年次から民法で権利関係などを学んできたため、それらをいかに主張し、訴訟を進めていくかに興味を持ちました。民事訴訟は自らが関わる可能性も高く、意外と身近なものです。民事訴訟法を学ぶことは、将来の実務においても役立てられるのではないかと考え、岡田ゼミを選択しました。

岡田ゼミあれこれ

人数

3年次:16人、4年次:15人

卒業生の主な進路

民間(金融・メーカー・不動産など)

ゼミの情報を紹介してくれた方保坂一輝さん(法学部4年・学習院高等科卒)

紹介者と先生 紹介者(写真左)と岡田先生

私の研究テーマ
「既判力の範囲・限界」

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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