ゼミ概要紹介
流体力学に関連した分野に対して、画像処理やメカトロニクス、オプトロニクスを応用した計測・制御手法を中心に、種々の現象解明や機器開発を目的とした研究を行っています。
榊原ゼミ(流体工学研究室)ではこんなことを学んでいます!
流体力学に関連したさまざまな現象の解明や機器開発を目標とした研究を行っています。 具体的な研究テーマとしては、風洞(空気の流れを人工的に作る装置)を用いた物体周りの空気の流れ、白内障および硝子体手術後における眼球内の水の流れ、円管内の水の流れ、掃除機内部の空気の流れ、新たな流体の可視化技術の開発、平行平板間の空気の流れの研究をしています。
アピールポイント
主なアピールポイントは2つあります。1つ目は研究発表会に参加する機会が多いということです。特に修士課程の先輩は、さまざまな学会に所属しているだけでなく、他大学の学生との合同発表会にも参加するため、プレゼンテーション能力が鍛えられていると思います。2つ目は国際交流の機会が多いということです。しばしば榊原先生の知り合いの海外の先生が研究室にこられ、英語でその先生の研究内容について講演をしてくれます。普段英語で専門的な講義を受ける機会が少ないので、とても有意義な時間です。
進捗報告会の様子(毎週金曜日)
ゼミの雰囲気
修士課程の先輩方は、研究内容の質問に対して、とても親切に答えてくれますし、研究以外の話でも盛り上がることが多いです。研究室のメンバーの一人ひとりが個性に溢れていて、研究に尽力するときはひたむきに頑張る一方、楽しむときは思いっきり楽しむといった、メリハリのある良い雰囲気だと思います。また、成績優秀な同期に恵まれているので、日々の研究生活で共に切磋琢磨できているのを実感しています。
先生の紹介
流体の画像計測が専門で、液体や気体などの流れの可視化技術を用いて流体現象の解明や機器開発を行っています。私たちもその技術を用いて流体の流れの解析を行うことがあり、その際は非常に有益なアドバイスをして下さいます。
私はこんな理由でゼミを選びました!
入学前から航空宇宙分野に興味があり、将来はその分野で世界的に活躍したいと思っていました。そのための基礎となる流体力学の研究をし、技術者としての必要な技術や問題解決能力を身に着けるのに最適な環境だと思ったからです。加えて、成績優秀な人たちが研究室のメンバーを占めていたので、ここに飛び込むことでお互いに切磋琢磨しながら学べると考えたからです。
榊原ゼミあれこれ
男女比・人数
人数は20人で、全員男性です。
OB・OGの主な進路先
多くの先輩がメーカーに就職しています。
研究室の秘密道具・グッズ
風洞
レーザー装置(当研究室には3台あり、どれも数百万します。必須アイテムです。)
紹介者(写真左)と榊原先生
航空機の燃費向上が求められている近年、その問題の解決策として翼そのものの特性を向上させることが求められています。私の研究では、揚力が減少し、抗力が増加する直接的な原因となる、物体壁面から流れが剥がれる現象(剥離)を防いで翼の特性を向上させることを目的としています。榊原先生が専門である流れの可視化技術を用いて翼周りの流れの様子を可視化し、エネルギー効率の良い特性向上方法を検討しています。
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