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ようこそ研究室へ
2018.10.15

【法学部】堀田秀吾ゼミナール「『どうせやるなら馬鹿になれ』遊びも学びも全力投球のゼミで法言語学を学ぶ」

教員学生ゼミ・研究室
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は法学部 法律学科 公共法務コースの棈松さんが、堀田秀吾ゼミナールを紹介してくれます!

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ゼミ概要紹介

私たちのゼミは、堀田秀吾先生の下で学生が主体的に活動しています。法言語学という、学際的な新しい分野の基礎的な分析手法の学びを中心に、模擬裁判ではアニメや映画などの登場人物が行う違法性を検討したり、一般企業と連携して企画や商品開発をしたり、多彩なゲスト講師(広告会社社長や外食チェーン社長、スポーツ選手など)を招いて、将来に生かす知識を学んでいます。

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ゲスト講師を招いた授業の様子

堀田ゼミではこんなことを学んでいます!

今年の模擬裁判では「ネズミに対する恐怖でおかしくなったドラえもんが、のび太に危害を加えそうになった事例」を取り上げ、ドラえもんを殺人未遂や業務上過失致死で裁けるかどうかを検討しました。これは一見空想の世界の出来事のように思われますが、ロボットやAI が発達していく未来にはあり得るかもしれません。ドラえもんのようなロボットが現れ犯罪行為をした場合、ロボットを人として裁けるのかという問題を検討する中で、何をもって人というのかを考え、検討するのが非常に興味深かったです。未来の六法にはロボットを裁く特別法が存在しているかもしれません!

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模擬裁判の様子

アピールポイント

堀田ゼミでは「どうせやるなら馬鹿になれ」を合言葉に、常に全力投球で活動しています。一番最初の授業で、これから1年間何をやるか、ゼミ生が意見を出し合い検討する企画会議が行われます。代表的な活動として、明大祭での模擬店出店が挙げられます。外食チェーンの株式会社ゴリップにご協力いただき、企画、商品開発から仕込み、販売戦略まで一から携わり、「明大祭完全優勝」を目標に掲げ活動したところ、見事模擬店部門で優勝することができました。学園祭をただ楽しむだけでなく、ゼミ生一丸となって、全力投球で努力した賜物であると思います。熱く努力すればするほど、その分得るものは大きくなります。堀田ゼミではそれを実感することがとても多いです。現在は、本の出版を目標に企画案を持ち寄り、企画を練っています。できるかどうかあれこれ考えるより、とりあえずやってみる・行動することをこれからも大切にしていきたいです。

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明大祭の模擬店前にて
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模擬店部門で優勝しました!

ゼミの雰囲気

明るく、元気で和気あいあいとしています。主体的に動き考える、熱い人が多いです。企画を成功させるために積極的に意見を出し合い、時には真剣に議論を交わします。結束力も固く、ゼミ生同士は良い意味で遠慮なく何でも言い合える仲です。また、個性が豊かです。タイでダイバーをしていたり、ちゃきちゃきの関西人や筋トレ好きなトライリンガルなど、一人ひとりが面白い豊かな個性を持っています。

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ゼミ合宿では、大自然の中で羽を伸ばしました

先生の紹介

堀田秀吾先生

とにかく熱い先生です。遊びも学びも一切手を抜きません。口癖は「後でやろうは馬鹿野郎」「飲み会には這ってでも行け」。2012年に出版した『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』は13万部のベストセラーとなっています。先生からは何事も全力で努力する大切さと、コミュニケーションの重要性を日々教えていただいています。

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趣味のサーフィンも全力です

私はこんな理由でゼミを選びました!

私はジャズダンスサークルに所属しダンスに明け暮れていました。ダンスは小さいころからやっていたので、せっかくの大学生活は何か違うことにも取り組みたいという思いと、あと2年の大学生活で夢中になれるものが欲しかったので、学生が主体的に活動し、一番熱量を感じられた堀田ゼミを選びました。ほかの法学部生からも人気で倍率も高かったのですが、「あの時のゼミ入室試験を頑張ってよかった」と今でも思っています。

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釜崎ゼミとスポーツ対決をしました

堀田ゼミあれこれ

男女比・人数

男性8人:女性9人=17人

OB・OGの主な進路先

  • カネ:銀行、証券、保険、コンサルティングファーム
  • モノ:商社、出版、IT、テレビ局
  • クニ:国家公務員Ⅱ種、地方公務員(特別区、市役所)、裁判所事務官、鉄道 など

研究室の秘密道具・グッズ

すち子&吉田裕のドリル棒

プレゼン時などに、差し棒としてたまに登場します。

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研究室の秘密道具、ドリル棒

名物ゼミ生

ゼミ長の平川宗さん

先生と同じくらい熱いです!みんなをまとめ、引っ張ってくれる堀田ゼミに欠かせない存在です。

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ゼミ長の平川宗さん(写真左)
ゼミの情報を紹介してくれた方棈松 由貴さん(法学部4年)

kenkyu85_11 紹介者(写真左)と堀田先生

私の研究テーマ
「法言語学」

法言語学とは、司法の場で用いられる言語について学ぶ学問です。具体的には、脅迫や名誉毀損の場合のように、法という文脈の中で発せられる言葉や文書を分析して裁判の証拠として提出したり、調停や裁判などでのコミュニケーションを分析したりしています。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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