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ようこそ研究室へ
2018.10.16

【法学部】鈴木賢ゼミナール「あらゆる角度から中国の法を理解し、日本と比較する」

教員学生ゼミ・研究室
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は法学部法律学科の山田さんが、鈴木賢ゼミナールを紹介してくれます!

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ゼミ概要紹介

アメリカと並ぶ世界の超大国、中国の法についての理解を深めています。授業では、担当者がテーマの概要と疑問点の提起をし、全員で討論します。中国の特殊な政治体制と法の関係を、日本などと比較し学びます。その際、社会や経済、歴史や国民意識など、中国を俯瞰的にとらえることが重要になります。なぜならば、中国法はその特殊性から、法律だけ切り離して注目しても、理解は難しいからです。とはいえ、取り扱う文献は日本語なので、中国語を履修していない・話せない人でも気兼ねなく参加できます。

鈴木ゼミではこんなことを学んでいます!

憲法・民法・刑法といった一般的な法律だけではなく、経済法や人権、選挙など、さまざまな範囲を学習の対象としています。中国の一党独裁体制という特殊な政治環境と、司法が政治権力の支配下にあることから、法と政治との関係も念頭に入れます。また、比較法の観点から、歴史や政治だけではなく、国民性・国民意識といった、目には見えない要素も取り入れることで、理解度を高めます。

アピールポイント

学生の悩みや不安を先生に相談できる環境や、学生同士で相談できる関係など、人間関係が良いところです。無理な飲み会や合宿などの交流がなく、自然体で交流できるのが大きな魅力だと考えています。ゼミのテーマを学びたいのに、飲み会の多さなどから断念するといったことはありません。

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3年生のゼミの様子

ゼミの雰囲気

授業内容は学年ごとに独立していますが、3年生も4年生も、クラスメイトだったり友人同士でゼミに入ったりと、元から仲が良い人たちが多いです。4年生は決してにぎやかな雰囲気ではありませんが、冗談を言い合ったり、就職活動をねぎらい合ったりと、仲間としての確かな絆があります。

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4年生のゼミの様子

先生の紹介

鈴木賢先生

鈴木先生には、1年生の法律リテラシーの講義からお世話になっています。先生は気さくで、ゼミ全体の雰囲気も和やかで、講義中は笑みがこぼれることもあります。また、就職活動や日常生活の悩みなどの相談に親身に乗ってくれ、親しみやすく、信頼している先生です。

私はこんな理由でゼミを選びました!

私はゼミ入室試験の2次募集にも落ち、ゼミ難民と化していました。3次募集を行っているゼミの中から、以前鈴木先生にお世話になっていたこともあり、興味のあった中国法を選択しました。そして、鈴木先生に受け入れてもらい、現在に至ります。

鈴木ゼミあれこれ

男女比・人数

男性23人:女性5人=28人

OB・OGの主な進路先

大学院進学、帰国(留学生)

名物ゼミ生

ギターサークルに所属するお茶目な弾き語りボーイの根本さん。ゼミのムードメーカーで、堅苦しくなりがちな少人数制講義でも、和やかな雰囲気にする一言を発します。

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ギターを弾く根本さん
ゼミの情報を紹介してくれた方山田佳正さん(法学部4年)

kenkyu89_1紹介者(写真右)と鈴木先生

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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