ゼミ概要紹介
日本古代史(主に奈良・平安期)について、『続日本紀』『続日本後紀』や律令などのテキストを読み解きながら、 日本古代におけるさまざまな事象を学んでいます。
中村ゼミではこんなことを学んでいます!
3年次には奈良時代の歴史書『続日本紀』を読み解き、内容にまつわる事象について担当者が発表していきます。この発表を通して、『続紀』はもちろん律令などの基本的な史料の読み方や研究方法を学び、その知識や経験を4年次の卒業論文に生かします。中にはこの発表の内容が卒業論文に結びついた人もいます。史料の読み方は1年間でしっかりと身に付くので、不安に感じている人でも大丈夫ですよ!
アピールポイント
夏休みにゼミ合宿があります。去年は清里のセミナーハウスで、大学院生と合同で行いました。4年生の卒業論文発表や、大学院でさらに自分の研究を深めている先輩の発表を聞くことで、卒業論文への取り組みはもちろんですが、研究とは何かということを垣間見ることができ、とても貴重な体験をすることができました。他にも暑気払いや忘年会など、イベントが盛りだくさんです。また、日本古代学研究所※でアルバイトをしている同級生もいます。
3、4年生の交流の様子
ゼミの雰囲気
ゼミ内の雰囲気はとても明るいです。授業中も笑いが絶えませんが、真面目にやるときはしっかりやっています。授業は発表者のレジュメを中心に進行しますが、その最中に中村先生から「三関は今の何県にありますか」や「『鰥寡惸独』の字は『続紀』と令で何で違うの」などの質問が飛んでくるので、気が抜けません。
先生の紹介
日本酒と阪神タイガースと明治大学を愛してやまない先生です。少々辛口なところもありますが、的確なアドバイスをしてくれます。皆さん、飲み物はぜひ明大茶を!
私はこんな理由でゼミを選びました!
自身の研究テーマが律令制下の良賤制であったため、古代史のゼミを選びました。本ゼミは日本史のゼミでは珍しく、学年合同で授業を行うため、先輩の姿に刺激を受けることが多かったです。私はサークルに所属していなかったので、先輩と交流できる場ができて、とても良い経験になったと思っています。
中村ゼミあれこれ
男女比・人数
学年ごとに15人弱います。女性の方が多いです。
OB・OGの主な進路先
一般企業に就職する人もいれば、教師になる人、まだまだ勉強したいと大学院に行く人など、進路はさまざまです。
研究室の秘密道具・グッズ
やはり『続日本紀』と明大茶は必須です。
紹介者(左)と中村先生
いわゆる「五色の賤」の一つである、陵墓の守衛を担っていた陵戸について、その身分、実態を研究しています。
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