ゼミ概要紹介
人の意志決定をデータに基づいて分析・サポートする機械学習システム※1 全般に関する研究。例えば、レコメンダーシステム、感性検索システム、マーケティング調査サポートシステム、スケジューリングサポートシステムなどについて研究しています。
※1 機械学習システム:データに基づいて自律的に学習することにより、能力(機能)を実現するシステム
櫻井ゼミではこんなことを学んでいます!
人間のような学習能力をコンピュータで実現する機械学習を使って、人の意思決定を助けるシステムの研究を行っています。最も身近な所では、お薦め商品などを提案する推薦システムがあります。その他にも、テーマパークなどでの顧客利用実態調査をサポートするために、顧客の行動データやコメントを集めるスマホアプリや、それらのデータをテキストマイニング手法※2などを駆使して分析する技術などを研究しています。
※2 テキストマイニング手法:文書データを対象としたデータ分析手法
アピールポイント
研究室は中野キャンパスの12階に位置しており、明るい日差しが注ぎ込み景色が良いです。理系の研究室というと、閉じこもって実験をしているようなイメージがありますが、社会に直結する研究が先生のモットーであり、実際のビジネスを想定した応用研究が多いことから、マーケティング調査データ収集のためにサービス施設に行くこともあります。また、Eコマース※3を展開している企業などからデータをもらって研究を進めたりしている関係で、社会人の方とお話しする機会はもちろん、勉強会を開くことも多く、社会を身近に感じられることが特徴の一つです。
※3 Eコマース:インターネット上で物を売買すること
SQLサーバのアクセス画面
ゼミの雰囲気
研究室はとてもアットホームな空間です。授業の空きコマでもみんなが集まり、とても仲が良いです。また、週1回のゼミでは、おのおの分担した課題をプレゼンテーションし合い、先生から的確なフィードバックをもらったり、ゼミ生同士でも意見を言い合ったり、お互いを高め合える仲間でもあります。楽しむ時は楽しむ!やる時はやる!メリハリのある研究室です。
先生の紹介
プログラミングなどの情報系の知識とビジネスに関わる知識に精通している先生です。もちろん質問や相談には快く応じてくれますし、研究のことや進路のことは常に的確なアドバイスをくれます。また、学外の方とのつながりを多く持っている先生なので、社会人と一緒の勉強会を開催してくれたり、研究活動以外でもさまざまな経験をさせてくれる先生です。
私はこんな理由でゼミを選びました!
私の将来の目標は、さまざまなデータを基に多くの人の役に立つことです。例えば、あるお店が経営に課題を抱えていて、それを改善するために購買履歴やお客様の行動を分析して、改善点を提案し、そのお店の売り上げアップにつなげるなど、実問題に対してデータから改善点を導くことを実現したいと思っています。この研究室では、私が将来的にやりたいことを研究テーマとしているために選択しました。また、櫻井先生の人柄も選んだ理由の一つです。
櫻井ゼミあれこれ
男女比・人数
3年生 男性6人:女性1人=7人
4年生 男性4人:女性1人=5人
OB・OGの主な進路先
株式会社日立製作所、テレビ朝日映像(株)、SCSK株式会社
研究室の秘密道具・グッズ
「アイトラッカー」人間がスクリーンのどこを見ているかを記録するセンサです
「キネクト」人間の体の動きを記録するセンサです
「脳血流量センサ」人間の脳血流量を計測するセンサです
「コーヒーメーカー」ゼミ生の憩いのひと時を作ってくれます
「ゼミ生の個人ボックス」個性があります
紹介者(写真右)と櫻井先生
マーケティング調査アプリにより収集されたキャプション(ユーザコメント)のテキストマイニング手法の研究
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